どちらかと言えば、セミリタイアの方が多いような気もします。
定義は曖昧ですが、セミリタイアとアーリーリタイアに関して思うことを記載します。
セミリタイアとアーリーリタイアの定義
用語の意味は解釈する人によって異なりますが、Ranpaとしては以下のように思っています。セミリタイア:第一線で働くことは辞め、少しだけ働いて生活をする
アーリーリタイア:定年退職前に会社を辞める
そのため、アーリーリタイアとはセミリタイアを含むもので、退職後に働かずに生活する完全リタイアも合わせて含むものと思っています。
アーリーリタイアと聞けば、退職後に働かずに生活する完全リタイアをイメージする人は多いのですが、「働く」定義は曖昧で、ネットで背取りをしたり、不動産や太陽光発電に投資することも事業に含まれ「働く」なのかもしれません。
完全リタイアの真実
先日「アーリーリタイアして失うもの③」に、サラリーマン時代に感じた日曜夜の憂鬱は無くなりましたが、金曜に帰社する時の高揚感も無くなったことを記載しました。
サラリーマンには1週間のサイクルがあって、月曜から働き始めて週末を待つ生活を繰り返しています。
月曜は憂鬱でも、我慢すれば必ず休日が訪れます。
今から思えば、嫌なことを我慢することはあっても、それは嫌なことから解消されたいという目標があっての我慢で、時間が経てば必ず我慢しなくてもよい日は訪れました。
そのような生活は、ある意味で残酷でも、自由を求めて我慢すれば必ず休日は訪れるという点において幸せなことであったようにも思えます。
完全リタイアとなれば、そのような目標と実現のサイクルは無くなってしまいます。
セミリタイアの実際
完全リタイアとセミリタイアのどちらかを選択できるとした場合、普通は完全リタイアを選ぶように思えます。
しかし、第一線で働く必要はなく、気が向くままに働いて、適度に目標と実現のサイクルが得られるのであれば、それはそれで悪いものではないのかもしれません。
会社を辞めれば、我慢することは無くなりますが、同時に働くことで得られた刺激も無くなります。
セミリタイアは、気楽に働きながら新たな刺激を得ることになるでしょう。
完全リタイアとセミリタイアのどちらかを選択できるとした場合、普通は完全リタイアを選ぶように思えますが、実際のところはセミリタイアも悪いものでは無いのかもしれません。
少しだけ働く高齢者
以前、「60歳以降も仕事するつもりは7割近く?」に、本当に働きたい人はそれほど多いのだろうか・・?ということを記載しました。
しかし、適度に働くことで幸せを得られることに、少し理解が出来るようになってきたのかもしれません。
「馬は走ることが好き」と聞きますが、働くことに幸せを感じる本能的なものがあるのかもしれませんね。
完全リタイアとセミリタイアの違いには、働いているサラリーマンでは理解できない奥深いことがあるように思えます。
まだ、会社を辞めて3ヶ月と少しですが、セミリタイアの良いところも感じるようになりましたが、まだ何が良いのか手探り状況です。
完全リタイアとセミリタイアの選択については、これからも考えてこのブログに記載するようにします。