普通の生活というのは、普段は地味でも、たまには少し贅沢なことも出来る生活のレベルで、一般的な暮らしはそのようなものであろうと思います。
もちろん働く目的は1つではなく、他人とのコミュニケーションや自己実現などの色々なものを含みますが、普通の生活をするため・・・というのは一般的なものと考えます。
アーリーリタイアしたのは・・・
Ranpaの場合、45歳まで働けば、あとは働かなくても普通の生活が出来ると思えたので、働くことを止めてリタイアしました。
アーリーリタイアとは言いますが、働かなくても普通の生活が出来る年齢は人それぞれで、45歳の人もいれば30歳の人もいるのだと思います。
本来は、働かなくても普通の生活が出来る年齢まで働けばサラリーマンは辞めても良く、それが60歳や65歳などと一律に決められた定年時期があるため、アーリーリタイアという表現になるのでしょう。
お金を持つ目的
もし労働などの対価の提供をしなくてもお金がもらえるのであれば、お金は無限に持ちたいものです。
たくさんのお金があれば、豪邸に住んだり、高級料理を食べ続けたり、豪遊もできますが、お金を得るには労働の提供など相応の対価の提供が必要です。
普通に満足する生活が出来れば良いと考えれば、それ以上の労働の提供をする必要はなくなります。
微分積分や化学式の勉強に費やした時間
毎日サラリーマン生活をしていると、働く目的や、お金を持つ目的が不明確になり、お金を稼ぐことが目的と感じやすくなります。○○に使うので、いくら必要なので、○○年間は働く必要がある・・・というものはなく、お金はあった方が良いから働いているというものです。
その場合は会社が決めた定年退職まで働くことになるでしょう。
子供の頃、将来何をしたいか分からないので、とりあえず一通りの勉強をしておこう・・・と、同じものですが、微分積分や化学式などは今まで何かの役に立った記憶はなく、その努力は無駄だったのかもしれません。
大学受験も文系であったため、入試に数学や理科の試験はありませんでした。
学生時代に微分積分や化学式の勉強に費やした時間は無駄だったようにも思えますが、もっと明確な目標があれば効率良く勉強できたのかもしれません。
ゴールは先ではない
学生はまだ若く、明確な目標を持つよりも幅広い経験をした方が良いとも言えますが、40代のサラリーマンになれば、そろそろ将来を決めても良い頃です。自分の将来が決まれば、無駄なことまでする必要はなくなります。
40代のサラリーマンは、学生のように未知なる可能性もなく、ある程度の選択肢は決まってくるものです。
未知なる可能性を考え続ければ、無駄なことまですることとなり効率が悪くなってしまいます。
働く目的、お金を持つ目的とは・・・
お金持ちや貧乏な人はいますが、普通の生活をしている人は平均的な幸せを得られているものと思います。
無理にお金持ちを目指したり、お金を稼ぐことを目的とすることは、ありがちなことであっても現実的なものでしょうか。
具体的な目的が決まれば、働く目的は明確になり、いつまで働くことになるのかも決まります。
その結果として、満足のために遠回りすることが無くなるのではないでしょうか。