退職資産のポートフォリオについて

2019年5月25日土曜日

投資全般

今後の退職資産のポートフォリオについて考えています。

今の退職資産から得られる収益には満足しているのですが、リタイア生活は長く続くもので、収益も変化していくでしょう。

どのように転んでも大きな問題にならない、言い換えると、ある程度の痛手はあってもリタイア生活には殆ど影響ない・・・というリスクコントロールをしていく必要があります。

現在のポートフォリオ

アーリーリタイアの失敗とは、投資の失敗であってリタイア資産が大きく毀損してしまい働かなくてはならない状況になることと考えています。

この前提をもとに、大きく資産が毀損しないようなポートフォリオにしているつもりです。

逆に言えば、何も投資しなければアーリーリタイアの失敗は無くなるのですが、流石に定期預金だけではもったいないので、リスクコントロールが可能な範囲で投資をしているつもりです。

大部分を占める社債は価格変動リスクが無い投資と考え、価格変動する株式・リートは約20%程度としています。

もし株式・リートの価格が半分になれば、リタイア資産全体の10%が毀損することになるのですが、持ち続ければ配当・分配金の収入があって、10%の毀損であれば大きな影響は無いと考えています。

ただし、社債は安全資産と考えていますが、ソフトバンク社債はリタイア資産の1/4を占めるリスクとなっています。しかし、2年後から満期となっていくので、それまでに何かあることは無いと見ています。

社債:73.6%
株式・リート:20.6%
退職年金:2.7%
ソーシャルレンディング:1.7%
現金:1.4% 


将来のポートフォリオ

社債の満期は2年後から始まるので、ポートフォリオはそれまで大きく変わらない予定です。

ソーシャルレンディングは、冬までにすべて満期となるのでリートを受け皿にする予定です。

ソーシャルレンディングから撤収するのは「なぜアーリーリタイアをすれば得をするのか、資産家を例に・・」に記載のとおり、雑所得があればミニマリスト生活が出来ないためで、本当はリート以外に分散させておきたいのですが・・・。

その段階でのポートフォリオは以下となります。

社債:73.6%
株式・リート:22.3%
退職年金:2.7%
現金:1.4% 

さらに社債が満期となった後は、株式・リートをもう少し増やす代わりに定期預金を持っておくことになりそうです。

低金利で良い社債がないので、当面は定期預金をして様子見です。

その場合、株式・リートからの収入は100万円程度、定期預金の利息が10万円程度になります。

月に20万円の生活費とすれば、約半分は収益から補填できることになるので、それで問題ないと思っています。

仮に定期預金から年間150万円を取崩したとして、定期預金が底がつくには45年かかることになり、その段階でも株式・リートは残っています。

大きなポートフォリオの変更は2年以上先になるので様子見は続きますが、今のところはこのようなものを考えています。

また年を取れば、少ないながらも年金収入もあると思います。

自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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