やはり7月のホテル稼働率は低下してリート価格も下落するか・・・

2019年8月26日月曜日

リート

Ranpaが投資しているリートの20%程度がホテル系リートなので、日韓問題の影響を心配していました。

投資しているいちごホテルリートから7月の運営状況が出たので見たところ、やはり鮮明に悪化していました。

日韓問題だけによる影響では無いとは思いますが、明日もリート価格は下がるのでしょうか。

最近はそれを見越してホテル系リートの下落が大きかったので、意外と影響は少なく追加投資の機会になるのでは・・・と思っていたのですが。

日韓関係の影響による予約の減少やキャンセル等により

いちごホテルが保有する20の物件全体では以下のようです。

対前年同月比で大きくマイナスになりました。

売上高:-9.2%
RevPAR(客室1室あたりの売上):-10.5%
客室稼働率:-3.6%
ADR(平均客室単価):-7.1%

マイナスになった要因としていちごホテルリートの報告によれば、日韓関係の影響による予約の減少やキャンセル等により・・・と記載されています。

特に大きくマイナスとなったところ

全体として悪化していますが、特に札幌、京都、大阪および那覇が悪く、3割近くマイナスになっているホテルもあります。

6月は売上全体で対前年同月比-3.7%だったのですが、7月になって-9.2%になったので5.5%も悪化しており、右肩下がりを想定すれば8月はさらに悪化している可能性が高いのかもしれません。


ホテル業績の予測は難しい

先日「日韓問題によるリートへの影響」に日韓問題による影響の見立てを記載したのですが、ホテル業績に関しては予測が難しく、業績は大幅マイナスで予想通りとはなりませんでした。

先日の観光局による訪日外国人旅行客数は、推計値で前年同月比は5.6%のプラスだったので安心したものの、韓国人はいちごホテルリートが保有するようなビジネスホテルを多く使っているのかもしれません。

日韓問題だけを見ると8月は7月よりも悪化していますので、韓国人観光客の影響を受けやすいとすれば今月も業績が気になるところです。

<参考ブログ>

今後の見込み

今回の日韓問題は両国の政治がトリガーとなっているため、もっと他の選択肢もあったとは思いますが敢えて現状を選んだものと捉えています。

企業経営のように、大きなプラスを得るために小さなマイナスを犠牲にする選択であれば良いのですが、政治特有の支持率アップに主眼を置いたものでは無いことを願います。

優秀な経営者は最良の策を講じて最大の利益を出すものですが、最良の策を選択するセンスを持っているように感じます。

日本の経営は安倍政権に任せられていますが、この展開からどのようにして利益を見出せるか気になるところです。

色々あったが、結果として想定通りに良くなった・・・というものを期待しているのですが・・・。

自己紹介

自分の写真
金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
PVアクセスランキング にほんブログ村

このブログを検索

ブログ村ランキング

QooQ