アーリーリタイアまでの時間の過ごし方

2019年8月25日日曜日

残りの会社生活

Ranpaの場合、退職する約10年前からアーリーリタイアを考え始めたので35歳ぐらいの時です。

10年先のゴールに向けての計画・・・と聞くと気が遠くなりそうですが、実際のところはそんな感じでも無かったように思えます。

流石に10年も先の目標となると綿密な計画というより、抽象的な願望のようなものであって、時間の経過とともに願望から計画に変化してきた感じです。

10年もあれば、その間に新たな経験をすることや環境変化もあるので、目標が変化することもあるでしょう。

実際、Ranpaもサラリーマン最後の10年間には、昇格してポジションが上がったり、給料が増えたり、それによって仕事に対する自信が強くなったり、年を取って保守的になったりと、退職への抵抗感も強くなってきました。

結果としては、計画通りに45歳でアーリーリタイアすることになったのですが、アーリーリタイアを目標とする場合で、ゴールまでの距離が長い場合の過ごし方について考えてみます。

ジョギングをして感じること

リタイアして運動のためにジョギングを続けているのですが、毎日違った道を走ることにしています。

走っていて気付くことは、同じ距離でも走った道によっては負担の感じ方が大きく違うことです。

当然、坂道が多ければ負担は大きくなるのですが、それ以外の要素でも違いを感じます。

初めて走る道よりも、何度も走っている道の方が大きな負担を感じます。

先が見えない道よりも、見渡しの良い道の方が大きな負担を感じます。

ゴールが見えずに自分の立ち位置が分からない時の方が楽に走ることが出来ているように感じるのです。

遠くにゴールが見えていると、遠さを実感しながら、なかなか近づかないことに負担を感じてしまいます。

<参考ブログ>


アーリーリタイアが近くなって感じたこと

ジョギングをしながら、ふと、アーリーリタイアが近くなったサラリーマン時代に感じたことを思い出しました。

退職の半年前ぐらいから、やたらと退職までの道のりを遠く感じ始めました。

それまではアーリーリタイアを目標にはしていましたが、実際のリタイア生活のイメージはそれほど具体的ではなく、ゴールはそれほど鮮明に見えていなかったように思えます。

しかし半年を切った頃からリタイア生活のイメージは鮮明になり始め、それとともにゴールまでの距離を肌で感じるようになってきました。

サラリーマン最後の半年は、最後の1ヵ月を除き、とても長く感じる日々だった記憶があります。

<参考ブログ>
アーリーリタイアまで半年となった心境はこのようなもの
ラスト100m、マラソンに例えたアーリーリタイアの道のり
退職が近くなって感じる過去と未来の違い

ゴールを見ずに目標を持ち続ける方が楽

リタイアするにはまだまだ資金が足りないという人は多いと思います。

恐らくそんな先までの目標は持続しないとも思ってしまいます。

しかし目標を取り下げてしまえばそれまでで、アーリーリタイアはどんどん遠のいてしまうでしょう。

アーリーリタイアに関しては、ゴールは見えなくても時間とともに近づくはずですので、気楽に日々の生活を続けながら目標は持ち続けるべきだと思います。

本当に長く感じるのはゴールが見えてきた時で、それまでは長い時間がかかってもそのうちゴールはやってくる・・・という感覚でいることが負担の少ない過ごし方ではないでしょうか。

Ranpaも退職の3年ぐらい前からカウントダウンアプリをスマホにいれて、アーリーリタイアまでの日数をカウントダウンしていましたが、何もしない方が負担は少なかったように思えてきます。

自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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