一方で、アーリーリタイアをされている人においては、マンションなどの収益物件への投資をされている方も多いと思います。
Ranpaも収益物件への投資を真剣に考えたことがあるので、もしあの時に始めていれば・・・と、時々考えることがあります。
しかし、今のところはリートへの投資も順調ではあるので、結果としては良かったのかもしれませんが、上昇してきたリートへの投資について考えてみます。
参考ブログ:収益物件に投資してアーリーリタイア
リタイア資産としてのリート
リートは利回りが3%~5%ぐらいあるため、簡単に分配金で生活をする計算が出来てしまいます。
税引後4%を想定して6,000万円あれば年間収入が240万円となり、それだけで生活は出来そうに思えてきます。
ただし、受け取った分配金よりも値下がりすることが多々あるので、そのような計算は机上の空論ではあるのですが・・・。
逆にリートが値上がりすれば売却益を出したくなるので、分配金で生活するには値上がりしても持ち続ける精神力が必要にもなります。
収益物件に投資しえいる人は空室のことを考え、リートに投資をしている人は値動きを考えてしまうのでしょう。
収益物件に投資しえいる人は空室のことを考え、リートに投資をしている人は値動きを考えてしまうのでしょう。
リートを対象とする投資信託
個々のリートに投資すれば日々の値動きが気になってしまいますが、リートを対象とする投資信託であればそれほど気になりません。
しかしリタイア資産の規模となれば、個人で色々なリートに分散投資が出来るので、投資信託を経由するデメリットが出てきます。
リートに運用手数料を支払い、さらに投資信託にも運用手数料を支払うぐらいなら、自分でポートフォリオを簡単に作れますので。
簡単に投資が出来ない海外リートであっても、投資信託を経由すれば簡単に投資が出来るような場合であればメリットはあると思います。
運用会社に手数料を支払うのであれば、何等かのベネフィットが得られなければ無意味なのですが、金融商品にはそのようなものが数多くあるように感じます。
ただ、投資信託を経由すれば値上がりしたリートに投資する抵抗が薄れ、コツコツと投資口数を増やしやすいのも事実でしょう。
参考ブログ:金融商品の手数料には注意しなくてはならない
ただ、投資信託を経由すれば値上がりしたリートに投資する抵抗が薄れ、コツコツと投資口数を増やしやすいのも事実でしょう。
参考ブログ:金融商品の手数料には注意しなくてはならない
今からJリートを始めるのはどうでしょう
「【祝】リート指数2,000ポイント越え」を記載した7月前半にリート指数はリーマン後初となる2,000ポイント越えをしたのですが、今では2,080ポイントを超えてきました。
ここ最近は上昇幅が急になって警戒感を感じるのですが、世界的な低金利によってJリートは相対的に利回りが高くなり、当面この状況は続きそうに見えます。
今からさらJリートへの投資を始める場合、さらに上昇する可能性を期待するよりも、長期保有を前提とする分配金に期待した投資になるのでしょう。
その方が本来のリタイア資産の投資と言えるのかもしれませんが・・・。
しかし上昇幅が急であると感じると、新たに投資はしにくいものです。
しかし上昇幅が急であると感じると、新たに投資はしにくいものです。
リートが値上がりして利回りが下がると
リートの利回りが低下すると、収益物件への投資との収益差が大きくなってきます。
どちらも不動産への投資ですが、個人で投資する収益物件の値動きはリートよりも小さいので、このような時は収益物件への投資を考えたくなります。
仮に保有するリートをすべて売却し、適当な物件を探してそちらに投資した方が良いのではないかと・・・。
ただ、実際には無職者を相手にしてくれる金融機関はなく、現実的では無いのですが。
リタイア資産を運用する無職者としては、値下がりしたり、分配金が下がることを気にするよりも、分散しながらコツコツと投資口数を増やすことを考えた方が得策なのでしょう。
※投資は自己判断でお願いします。