アーリーリタイアして1年も経てば自由な生活にどっぷり浸かってしまい、会社に行かなくても良い有難味は感じにくくなってきます。
しかし新型コロナによって緊急事態宣言が発令されたことは、改めて仕事を辞めていて良かったと感じさせます。
コロナ感染拡大下でアーリーリタイアしているメリットについて記載します。
投資するには時間が必要
新型コロナの影響で相場全体のボラティリティが大きくなりました。
投資しているリート資産が午前と午後で100万円以上変化することも普通になっていました。
アーリーリタイアして得た時間を活用し、そのような大きな動きを見ながら追加投資をすることが出来ています。
デイトレをしている訳では無いのですが、時間を使えることで比較・分析する量が増え、サラリーマン時代よりも良い投資が出来ているはずです。
ここ最近の値動きによって、サラリーマン投資家の方は本業にも悪影響が出やすいのではないでしょうか。
難しい相場において時間が無いことは、それだけで失敗の可能性を高まるように思えます。
いきなりテレワークと言っても
もし会社を辞めていなければ、今でも毎日電車に乗って勤務しているのでしょう。
サラリーマンは感染を覚悟して働かざるを得ないのでしょうか・・・。
テレワーク推奨と言われていますが、もし辞めていなければ中間管理職としてテレワークを準備する側となり、通常業務とともにコロナ対応業務が上乗せされていたのでしょう。
会社の上層部からの、不可能な業務以外のすべてをテレワーク化するように・・・という鶴の一声で対応させられている状況が目に浮かびます。
サラリーマン時代にもBCPやダイバーシティ対応としてテレワーク化率を高めよ・・・と言われていましたが、一方で生産性を高めろ・・・とも言われました。
金融機関ではセキュリティの問題がある他、外出しが出来る業務は既に外注化しているので、残った業務を無理やりテレワーク化すれば生産性は下がるでしょう。
生産性が下がれば、同じ人数で同じ量の仕事が出来なくなり・・・。
もし辞めていなければ、恐らくこのような対応を考えていたのでしょう。
アーリーリタイアしたので、面倒な上に理不尽なことに我慢しなくても良くなりました。
時折訪れる緊急対応
東日本大震災の時も大変であった記憶があります。
計画停電が実施される中で、事業は継続しなくてはならず・・・。
今回の緊急事態宣言においても金融機関は継続することになりましたが、金融機関は国民生活に必要なインフラとして緊急事態でも稼働させる必要があります。
東日本大震災の時には停電によってシステムがダウンする中で、業務を継続するための対応に追われました。
当時も中間管理職でしたが、どの部門においても経験したことの無い対応を強いられることとなり、心身ともに疲れ果てました。
アーリーリタイアすれば、緊急時においても自分や家族のことを第一に考えることが出来るようになります。
本当はそれが大切なことですが、サラリーマンをしていると何故かそれを忘れてしまいそうになります。
コロナ感染拡大下で働かれているサラリーマンの方は、くれぐれも大切なことを見失わないようにしてください。