退職金の投資で失敗するほと辛いものはない

2020年6月10日水曜日

投資全般

退職金をもらって初めて投資デビューする人はどれぐらいいるのだろうか。

銀行では退職金特別プランなどの優待金利を提供するサービスがあるように、退職金で投資を始めさせることに力を入れています。

退職金特別プランを利用する人の多くは投資初心者ですから、退職金をもらって初めて投資デビューする人は割と多いはずです。

しかし、1度にまとまった資金を投資するリスクは非常に高く、失敗している人は多いと思います。

長年働いた対価として受け取った退職金が、投資によって減ってしまうのはとても辛いことです。

お金に色はついていないのですが、とても罰当たりなことをしているように感じます。

Ranpaも失敗しているのでよく分かる

実際、今のところはRanpaも退職金の投資には失敗しています。

勤めていた会社の確定拠出型年金の原資は退職時に275万円あったのですが、昨日時点で252万円まで減少しています。

3月25日には176万円にまで減少していました。

使っていないのに退職金が1/3も無くなった・・・、とても罰当たりなことをしたと痛感します。

一方で、投資しているリートの評価損益は3月19日にマイナス1,000万円を超えたのですが、こちらは罰当たりとは感じませんでした。

しかし確定拠出型年金は退職金の一部であって、大半は一時金でもらっているため、損失は確定拠出型年金の部分に限ったものではないのですが・・・。

お金に色がついている確定拠出型年金(idecoの部分)には特別な感覚を持ってしまいます。

関連ブログ:退職金の明細が到着し、改めてアーリーリタイアを考える


ありがちなケース初めて投資をして失敗

退職金の投資は危険と思う理由は、1度にまとまった資金を投資してしまうからです。

投資先の分散はするとしても、投資時期はまとまりますので・・・。

仮に退職金の一部だけで運用開始をしたとしても、初心者の場合、儲かれば判断力が麻痺してしまい、なるべく多く、なるべく早くと投資元本を増やしてしまいます。

逆に損失が発生した場合は、ナンピンして深みにはまっていくのでしょう。

退職金で投資デビューをする人は、本当に危険極まりないと思います。

資産運用はすべきと思うが

退職金というまとまった資金が手に入ったなら、運用せずに遊ばせておく訳にもいきません。

しかし、手に入った時に都合良く、良い運用先が出てくるとも限りません。

また、給与収入が無くなるので、退職金の運用をアテにしてしまうかもしれません。

意外に退職金は厄介なものだろうと思います。

銀行の退職金プランを使って銀行の勧めるままに運用開始をするのは危険であろうと思いますし・・・。

長期間サラリーマンをした対価として手に入れた退職金ですので、安易な運用をして失敗してしまわないようにするには、事前の計画とある程度の投資経験が必要になると思えます。

退職金の投資で失敗するほと辛いものはないですので、意外に退職金はもらうと厄介なものとなることを理解して、なるべく失敗を避けるようにしてください。

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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