良い人生とは

2020年6月22日月曜日

残りの会社生活

良い人生について考えたことがあるでしょうか。

アーリーリタイアのブログを続けているRanpaとしては、アーリーリタイアして少しでも多くの時間を自由に過ごすことと言いたいところですが、違うかもしれません。

Ranpaの場合、アーリーリタイアはニヒリズムでありつつ、経済合理性を追求した結果、至ったもののように感じます。

周囲の人が普通にサラリーマンを続け頑張る中で、退職してリタイアすることを目標とすることは、周囲の人とは違った価値観を持ち、独自の損得基準で判断することであろうと思います。

良し悪しの基準

良し悪しの基準は曖昧なものと思います。

趣味でギターを練習しているので時々楽器店に行くのですが、楽器店の店員さんは来店客からよく「どれが良いですかね?」と質問されるそうです。

顧客側としては、色々あって分からないので、特に初心者はそのように聞きたくなるのですが、店員さんは正直なところ、答えにくいとのこと。

高級なものは当然良いですし、安くても安いなりに良いものがあり、どのような音楽をするのかによっても向き不向きが違ってくるので、詳しく知っている人ほど良し悪しでの回答はしにくくなるようです。

自分が何をしたいのか理解していれば、欲しいものや目指すものは具体的になるのですが、そうでなければ漠然と良いもの・・・となるのでしょう。


好みも状況も人それぞれ

人生においても何が良いか分からない人が殆どであろうと思います。

Ranpaも良い人生を送ることが出来ているかは分からないのですが、必要以上に働いて貴重で限りのある自由時間を無駄に使いたくないという点は実践出来ていると思います。

学びたい・・・や、人と接していたい・・や、競争していたい・・・、自己実現したい・・・などと感じる人はサラリーマンを続ける方が良いのでしょう。

先日「時間の浪費に気付いて人生を長くするには」にも記載したマックス・ウェーバーは、良い人生とはそれぞれの価値観により決まるもので、学問や科学の追求によって解答を得るものではないと言っています。

楽器店の店員さんに良し悪しを求めても解答は得られないということのようです。

出来ることとすれば

しかし、気を付けるべきことはあると思います。

サラリーマンとして会社で働いていると価値観が歪められやすくなります。

本当は給料分の働きをすれば十分なのですが、会社の中では貰える給料以上の働きをしてしまいやすくなりませんか。

サラリーマン社会独特の雰囲気や倫理感の中では、働くことを美徳とする価値観が醸成されるでしょう。

積極的に人生の短さを考え、欲を出して自分に損か得かを計算しなければ、価値観が歪められたことに気付かず、貰える給料以上の働きをしてしまいます。

良い人生となるかは分かりませんが、本当は安いのに高く買ってしまったり、逆に、本当は高いのに安く売ってしまわないように気を付けることで、正しい価値観を維持するようにすれば、少しは良い人生に近づきそうな気がしています。

興味がある方はこちらもどうぞ。。関連ブログ。
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自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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