リタイア資金の準備はスタートダッシュとラストスパートのどちらが良いか

2020年9月23日水曜日

収入試算


リタイアするための資金が少ないので、いまさら計画しても・・・と考えるサラリーマンの方は多いと思います。

もちろん、若い頃から準備をするに越したことはないのですが、出遅れた人がアーリーリタイアする難易度はどれぐらい高まるのでしょうか。

リタイア資金の準備はスタートダッシュとラストスパートのどちらが良いかを考えてみます。

スタートダッシュの場合

アーリーリタイア資金の準備をスタートダッシュで開始する・・・と言っても、実際には若い頃は収入が少ないため効果は出にくいと思います。

例えば20代の100万円は大金であったと思いますし。

運用するにしても投資元本が少なければ、大した効果は出せないはずです。

ただし、すぐにお金が貯まるような効果は小さくても、メンタル的な効果は大きいように思えます。

手持ち資金が少なくても資産運用をすることや、自分の将来設計をする習慣を付けることは、後から大きな違いとなって現れるのではないでしょうか。

そうであれば、熟慮せずに住宅ローンで高めのマンションを購入し、長期に渡って高額な返済をしていくようなことはしないと思います。

また、リタイア生活と資産運用は離せない関係ですが、長期の投資経験によって得た感覚は失敗のリスクを低くすることが出来るはずでしょう。


ラストスパートの場合

アーリーリタイアを計画している場合、終盤はそれなりにリタイア資金の準備は進んでいる頃であろうと思います。

資金があれば運用収入は増えるでしょうし、若い頃よりも給与収入も増加しているのではないでしょうか。

そうなれば、おのずとリタイア資金の増えていくスピードは速まっていくはずです。

さらにラストは退職金がありますので、これでラストスパートは完了です。

スタートダッシュとは違い、意識的に準備する努力をしなくても、ラストスパートは自然と出来上がるのではないでしょうか。

仮に、スタートで遅れても、意外に後半で巻き返すケースは多いと思います。

スタートダッシュをしていなくても、大きな失敗をすることなく終盤まで来れば、最後のラストスパートの威力は大きいのではないでしょうか。

まとめ

Ranpaの場合、リタイア資金の準備のためのスタートダッシュはしていませんでした。

しかし、早くサラリーマンを辞めて自営業をしたい・・・と考えていたので、開業資金の準備はしていました。

結局それはリタイア資金になりました。


Ranpaがアーリーリタイアを考え始めた年齢は35歳でしたが、それより若い頃はアーリーリタイアなど考えたこともありませんでした。

今では若い世代でもアーリーリタイアを考える人は増えているようです。

リタイア資金の準備はスタートダッシュさえしておけば、あとは自然体で進むような気がします。

逆に、スタートで遅れたとしても、十分後半に巻き返しは出来るようにも思えます。

結局どうであれ、アーリーリタイアは身近なもの・・・と感じて、具体的にまず一歩進むことが重要ではないでしょうか。

自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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