サラリーマン時代、アーリーリタイアをすることに不安はありました。
その不安を払拭するために、計画を立てて、何度も見直しを繰り返しました。
もし計画に間違いがあれば、アーリーリタイアは失敗してしまいますので・・・。
アーリーリタイアを成功するための計画について考えてみます。
時間をかけて何度も見直せば最善の計画が出来上がる
サラリーマン時代、プレゼン用の資料を作成する時はなるべく早めに始めるように心掛けていました。
忙しいので後回しにしたくなるのですが、早めに作り始めれば良いことがあります。
ひととおりの作成が終わると、その時は、良い内容のものが出来た・・・と自分で感じてしまいます。
しかし、帰りの電車で資料のことを考えると、〇〇のことも入れた方がよいな・・・などと思ってきます。
別の日に再度資料に目を通すと、〇〇のあたりがちょっと分かりにくいな・・・と感じて修正します。
さらに別の日、資料に目を通すと、順番を入れ替えた方がより伝わるかな・・・などと感じてきます。
別の時間に考えることで、気づかなかったことに気付くようになり、別の視点から考えることが出来るようです。
別の日に考えることで、集中して他が見えなくなってしまった自分を取り戻すことが出来るようです。
そのため、資料は早めに作り始めるようにしていました。
時間の経過によって現実味が増してくる
アーリーリタイアの計画も同様だと思います。
1度練り上げた計画も、別の機会に見直せば、少し違った見方になるはずです。
そうして何度も修正を重ね、実現性を高めれば良いのだと思います。
アーリーリタイアの準備は年単位ですので、何度も修正することが出来ます。
時間の経過とともに、リタイア資産が増えてくるため、実現性はさらに高まります。
色々な角度からリタイア生活を考え、様々な気分の時に計画を見直すことで、客観性が増して正確性が高まるのだろうと思います。
失敗しないアーリーリタイア計画
Ranpaは45歳でアーリーリタイアをしましたが、35歳から計画を考え始めました。
10年以上にもなりますが、その間に様々な経験をしつつ、会社での立場や収入も変化していきました。
その時々の環境において計画を見直すことによって、リタイア計画の確実性は増していったように思います。
もうすぐ会社に行かなくなって2年になりますが、何度も計画を見直してきたこともあり、リタイア生活はほぼ想定通りに進んでいます。
会社を辞めれば殆どの場合で再就職をしても待遇が悪くなるため、アーリーリタイアは片道切符だと思います。
アーリーリタイアを成功させるには、一時的な思いつきで始めるのではなく、長時間を掛けた計画が必要であろうと思います。
アーリーリタイア計画の正しい答えは時間が導き出してくれると思います。