そこで、会社に行かなくなって2年となったRanpaのリタイア資産の推移を記載しますので、少しでも参考となれば幸いです。
不運というか、リタイア生活2年目という時に、予期せぬコロナショックに見舞われてしまいましたが、コロナがなければもっと順調だったかもしれませんね。
逆に、何もなければ、調子に乗りすぎて痛い目にあっていたのかもしれませんが・・・。
過去2年のリタイア資産額の推移
リタイア生活を始めた2018年11月からのリタイア資産(金融資産)の推移と、月ごとの増減を表にまとめてみました。
なお、2018年11月・12月の2か月は有給消化期間で、給与収入が無くなったのは2019年1月からです。
考察
資産額は運用収入を得たり生活費によって変化したというより、殆ど、投資している金融資産の価格の動きによって増減していると言えます。
資産が減少した月は2019年11月と2020年の2月、3月、5月、7月の計5回で、2019年11月はアメリカの金利が急上昇したことによるリート価格の下落、2020年の4回はコロナ相場による下落が主な理由です。
2020年1月に最高額となった主な理由は、地価の上昇、オフィス賃料の高騰、低金利の継続によってリートに資金が集まったことによるリート相場の上昇です。
2年間を通して見ると、1年目となる2019年はリート相場の上昇によって増加し、2年目となる2020年に入りコロナの影響で急落したものの、少しバウントして、現在は2019年前半の水準ぐらいに戻っています。
まとめ
リタイア後の資産推移について整理してみました。
まとめて言えることは、次のようなことでしょうか。
- 運用収入>生活費なので、消費支出によって資産は減少しない。
- 金融資産1億円を運用しながら生活費が20万円であれば、運用収入>生活費となる。
- 資産の増減は相場に影響される。
価格変動する資産に投資しているため、リタイア資産は相場に大きく影響を受けます。
やはり、資産運用の失敗は、アーリーリタイアが失敗する最大の原因なのでしょうね。
Ranpaの対策としては、価格変動する資産とともに、価格変動しない資産も保持することとしています。
具体的には株式・リートに50%、社債に50%ですが・・・。
リタイア資産を遊ばせる訳には行かないので投資はするのですが、やはり資産運用はリスクの高いものであると改めて感じますね。