週休4日制をリタイア生活者はどう見るか

2020年10月13日火曜日

退職ニュース


先日、みずほFGで週休3~4日制を導入するという発表があったそうです。

金融機関は横並びが好きなので、今後増えていく可能性がありそうですね。

休みが多くなるため、アーリーリタイアしなくても良くなる・・・とも思えますが、実際はどうでしょうか。

アーリーリタイア生活者から見た週休4日制について記載したいと思います。

嫌な予定があること自体が・・・

アーリーリタイアした人であっても仕事が好きであった人はいると思います。

Ranpaもそうでしたが、会社に行ってしまえば、そこそこ楽しく仕事をしてしまいます。

ただ、会社から出ると、会社に行くのが嫌になります。

金曜の仕事が終わると、束の間の休息が来るので嬉しくなりますが、日曜の夜にはまた会社に行かなくてはならない現実を感じ、憂鬱になりました。

仕事が嫌というより、束縛され、自由を失う時間の存在自体が嫌なのだと思います。

束縛される時間を無くしたい・・・というのが、アーリーリタイアを目指す根本的な動機であったように思えます。

週休4日制になっても、束縛される時間と自由時間との比率が変わるだけで、束縛される時間が無くなる訳ではないため、結局は憂鬱から解放され無いのでは・・・。

休みが多くなれば忙しくなりませんか

週休4日制を大きく分けると、働く時間を少なくして収入も減らすパターンと、出社した日の労働時間を長くして収入を維持するパターンがあるようです。

出社した日の労働時間を長くして収入を維持するパターンの場合、仕事が通常よりもハードになる上に、休みが終わる時の憂鬱さは大きくならないのでしょうか。

週休2日制であっても自主的に休日出勤をしている人(サービス残業として)は多いと思いますが、平日の仕事を少しでも減らして負担を平準化させたい・・・というのが目的であろうと思います。

それと真逆なのが、休日を増やして出社した日の労働時間を増やすパターンですが、本当に可能でしょうかね。

自分が休んでいる時でも会社は稼働しますので、通常の速度で仕事をしていると置いて行かれそうです。

実はアーリーリタイアへの第一歩かも

やはりサラリーマンでいる限り束縛される時間を無くすことは出来ませんし、給料を減らさない週休4日制も少々無理があるように見えます。

一見すると、週休2日制よりも良いように感じてはしまうのですが・・・。

働く時間を少なくして収入も減らすパターンの場合、アルバイトみたいなものでありつつも、束縛から完全に解放される訳ではないため、これぐらいの給料なら会社を辞めても良い・・・とはならないのでしょうか。

週休2日からアーリーリタイアするのはハードルが高く見えますが、いったん週休4日制を経由すればそのハードルは低く感じるように思えます。

週休4日制の定着は難しいように見えるのですが、アーリーリタイアの前段階として利用するものと考えれば、それはそれで存在意義があるかもしれませんね。

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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