自由になって幸せを計測することが難しいことに気づく

2020年12月20日日曜日

アーリーリタイアして良かったこと

今のリタイア生活には十分満足しています。

自由があって嫌なことはしなくても良くなりましたが、忙しく働く大金持ちと比べてどちらが幸せなのだろうか・・・と考えることがあります。 

既に富や名声を得た人であるほど、意外に忙しい生活をしているケースは多いと思います。

彼らは何のためにそう働くのだろうか・・・。

農民と大名

戦国時代、様々な大名が互いに領地を取り合っていたと思います。

しかし、なぜ、戦国大名達はさらに領地を広げたいと考えるのですかね。

一国の領土を持つ殿様だけでは満足できなかったからでしょうか。

秀吉は天下人となった後も朝鮮に出兵をしましたが、天下人でも満足できないのですかね。

そこで暮らす農民と比べれば、幸せの度合いは天と地ほどの差があるのように思えます。

実際のところ、取らなければ取られる・・・という状況であるなど、事情は色々あったとは思いますが・・・。


満たされることに慣れていない

恐らく、どこまで行っても満たされることは無いのかもしれませんね。

これは人間が動物であった時代、常に満たされることの無い環境で生活をしていたからで、その感覚が今でも残っているということでしょうか。

生き残るためには満足することなく、常に積極的に攻めなければなかったのでしょう。

昔と比べれば、食べ物は豊富にあり、凍え死ぬこともなく、多様な娯楽もあります。

殆ど満たされた環境にいるのですが、それでもさらに上の満足を目指してしまいますね。

過度な期待は禁物です

アーリーリタイアを考えた時、リタイア生活はパラダイスのようなもので、リタイアすればすべて解決してくれるような感覚になりやすいと思います。

確かにリタイア生活はサラリーマンよりも自由であって、我慢することが殆ど無くなります。

それはとても大きいことで、Ranpaはサラリーマンに戻りたいとは全く思わないのですが、リタイア生活がすべての問題を解決してくれる訳でもありません。

恐らく、人間の本質を考えれば、天国であっても満足は出来ないように感じます。

日々、我慢しているサラリーマンであれば、このような感覚になりにくいのですが、アーリーリタイアして自由を得たことで、改めて、幸せを計測することが難しいことに気づきますね。

自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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