今年はコロナの影響で、いつもと違った年末年始となるようですが、リタイア生活をしているとあまり変化はありません。
働くサラリーマンの方は影響を受けているのだろうと想像しています。
この時期になると、サラリーマン時代の年末年始の感覚を思い出してしまいます。
ふと、この時期はサラリーマンの方が良かったな・・・と思うことがあります。
年末年始の迎え方が変わる
サラリーマンの頃を思い出してみると、年末年始は2段階でやってきたように思えます。
①まずは会社が休みとなり、②年内のうちに掃除や買い物をして、③正月を迎えます。
通常の生活から段階的に正月が近くなってくるような感覚でした。
しかし、アーリーリタイアすると①も②もなく、いきなり正月が来るような感じになります。
大晦日まで普段の生活と変わらず、いきなり年が変わるのです。
サラリーマンの頃に感じた、正月に向けて盛り上がっていく感覚は無くなってしまいます。
もし会社を辞めずに働いていたら
もし会社を辞めていなければ、30日まで働いていたはずです。
金融機関は基本的にカレンダー通りの営業をしますので、年末は忙しくなりました。
今から思うと、大晦日の前日まで働くというのも大変だな・・・と感じます。
昔、金融機関も週休1日であった頃があり、1983年から第2土曜日の休業が始まり、1986年から第3土曜日が追加され、1989年に完全週休2日となりました。
それから休日に関する大きな動きは無いようですが、そろそろ一律に30日まで営業することを止めても良いのにな・・・と思います。
ただ、休みが増えれば、出社する日に忙しくなるのですが・・・。
正月を迎える気持ち
正月を迎える気持ちについては、正直、サラリーマンの頃の方が良かったかな・・・と思います。
サラリーマンの頃に感じたような、正月に向けて盛り上がっていく感覚がなくなってしまいますので。
休暇を迎える喜びは、普段、働いているからこそ感じるもので、忙しく、大変であるほど、その喜びは大きいのだろうと思います。
リタイアすると、そのような喜びは薄れてしまいます。
ただ、正月を迎えると、あっという間に年明けの出社日が来てしまうので、休暇が終わっていく時の憂鬱な感覚はとても嫌でした。
リタイアするとそのような憂鬱はなくなりますので、結局は、会社を辞めて良かった・・・となるのですが。