ブログを読んでいただいた方から、リタイア資産の運用をリートに偏重するリスクについてどのように考えるか・・・というご質問をいただきました。
「このまま停滞しそうか、投資資産の値動き(12/7~12/11)」などに記載のとおり、Ranpaの収入源はリートの運用が中心となっていますので・・・。
ただ、値動きする金融資産はリート中心となりますが、基本的には値動きしない社債もほぼ同額の投資していますので、それでリスクヘッジになっていると考えています。
それでは、何故、リートに投資をしているかについてRanpaが考えていることを記載します。
株式よりもリートが分かりやすいと感じる理由
アーリーリタイアする前に勤めていた会社も上場会社で、自社の株価の動きはチェックをしていたのですが、まったく想定通りには動きませんでした。
自分が働いている会社であっても、色々な部門が色々なことをやっているので、発表された業績ぐらいしか理解は出来ていなかったと思います。
会計部門で働くなどしていれば別であろうと思うのですが・・・。
事業会社は色々なことをしているため、外部の者が関係の無い会社を正しく評価することは不可能に近いのではないかと考えてしまいます。
その点、リートは不動産の運用のみをしていますので、分かりやすく評価しやすいと感じます。
もちろん、不動産は不動産で難しいのですが、事業会社と比べれれば・・・という話です。
株式投資の微妙なところ
上場クラスの事業会社であれば、本当に様々な事業をしていますし、様々な新規事業も手掛けていると思います。
公式に発表されているものもあれば、まだ非公式なものもあるでしょう。
会社の業績を正しく把握しているのは、会社の経営者ぐらいなのではないかと思ってしまいます。
ただ、会社の経営者はインサイダーになるため株式の取引は出来ないのですが・・・。
結局、事業会社の株式は正しい情報が分からない中で、外部の者が限られた情報と想像によって売買しているのが実態ではないでしょうか。
正しく理解している人は買えない、逆に、知らない人だけが買える・・・そういう感じで株式の売買は成り立っているものと考えています。
収入見込みを立てやすい
さらに、リートは不動産投資のみをする法人ですから、リタイア後の収入見込みを立てやすいと考えています。
もちろん、急に保有物件を売却するなどで、分配金が上振れするパターンなどはあるのですが・・・。
リートの分配金は株式の配当よりも安定しているため、インカムゲインを収入源とするリタイア生活者にとっては扱いやすいと思っています。
ただし、価格は激しく動きますので、Ranpaの場合は金融資産の半分以下を目途にしています。
何が正しいか分からないのですが、今のところ、このような考えでやっております。
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