ネット申込専用にしているドコモの「ahamo」ですが、店頭サポートは、1回3,300円(税込)で提供するというニュースを見ました。
店頭サポートを1回受けるだけで、月額料金2,970円(税込)より高くなってしまいます。
中には、「ahamo」に変えて安くなったと思っていたが、変えたことで高くなる人が出てくるのでしょうね・・・。
安いことを売りにしているサービスであっても、意外なところに費用がかかる、そんなことはよくあります。
企業側は割高感を上手く誤魔化すようにしますので。
銀行の場合
今の預金金利は0.1%あれば高いと感じるのですが、100万円を預けても利息は1,000円、さらにそこから税金が差し引かれます。
しかし、振込やATMの他、投資信託の手数料はとても高いです。
そんな高い手数料を支払う人は少ないだろうと思うのですが、実は、多くの人が利用しており、銀行の重要な収入源になっています。
ネット銀行やネット証券などを使えば、それらの手数料は無料になることもあるのですが、高い手数料を支払う人は実際にたくさんいます。
「ahamo」の店頭サポートも同様に、意外に利用されるのでしょうか。
Ranpaの場合、振込が月に10回まで無料となる野村信託銀行と、ほとんどのATMで利用料が無料となるろうきんを使っています。
家の買い替え
手数料の違いが大きくなるのは不動産だろうと思います。
どこで購入するかによって、数十万の手数料がかかったり、かからなかったりしますので。
同じ物件を複数の業者が取扱う場合、一方は売主で、もう一方は仲介という場合があります。
売主から買えば仲介手数料はかからないのですが、仲介会社から買えばかかります。
さらに、売主から買えば、売主側も仲介会社に支払う手数料が不要になるため、買主は値切りやすくもなります。
高額な不動産を購入する時は金銭感覚が麻痺してしまい、手数料まで気にしなくなりがちですが、実は大きな金額になりますよね。
手数料というくせ者
欲しいものを購入する時、そのものの値段は気になるのですが、意外に関連するコストには無関心になってしまいませんか。
手数料はあくまでも手数料であって、購入する本体の金額と比べれば小さいためであろうと思います。
逆に企業側は、その感覚を利用して、手数料収入で利益を出そうと真剣に考えます。
しょうもないコストこそが、実は大きな収入源になっていることが多いのですよね。
手数料は、小さくて日々発生するものから、高額の商品に隠れて付いてくる意外に高いものまであり、本当にくせ者ですね。
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