【どっちが良い】リタイア資産を投資する際のジレンマ

2021年5月8日土曜日

投資全般

リタイア資産はリートや株式等に投資をしているのですが、有難いことに投資時よりも価格は上昇しています。

コロナ対策等で上昇しすぎているという話をよく聞きますので、この辺りでいったん売却しようかなと考えることがあります。

昔であれば、即、売却していたと思うのですが・・・。

リタイア資産はインカムゲイン投資とすることに拘りを持ってきましたので、退職してからは基本的に売却することなく今に至っています。

ただ、一応、もしも売却したらどうなるのか、少し考えてみました。

もし、リートを株式をすべて売却した場合

少々、面倒だったのですが、売却しても課税されないNISA枠とそれ以外を分けて計算をしてみました。

<すべて売却した場合>
NISA枠売却益:130万円
NISA枠以外の売却益:1,262万円

売却によって発生する税金の額:256万円
税引後の利益:1,135万円

もし、すべて売却すると、256万円もの税金を支払わなくてはならないようですね。

このまま保有し続けて配当等をもらう場合

配当等については増減するため将来の金額は分からないのですが、2021年の実額+見込額をもとに計算してみました。

2021年の配当金等実額+見込額:224万円(源泉徴収後の手残額)

さらに確定申告による還付金を加味した場合:約244万円


すべて売却した場合は1,135万円の利益となるのですが、保有し続けていると244万円程度が毎年入ってきます。

売却した場合の利益は、4年半分の配当金等になりますね。

現時点での資産状況(社債を除く)

インカムゲイン投資のジレンマ

売却して、いっきに4年半分の配当金等相当額をもらうことには大きな魅力を感じます。

ただ、売却してしまえば、当然ですが、それ以後の配当金等はもらえなくなります。

インカムゲイン投資のジレンマですね。

当然、4年半の間に、売却時の価格よりも安く買い直せば良いのですが、上手く行くとはかぎりません。

逆に売却時よりも価格が高くなっていれば、売却したことは失敗となってしまいます。

売却するのも、保有するのも、どちらにもリスクがあり、結局は相場の状況次第となってしまいます。

最初から配当利回りを無視したキャピタルゲイン投資であったなら、このようなジレンマは無かったと思うのですが、インカムゲイン投資の場合は価格が上昇すると悩みます。

結局、インカムゲイン投資をすると決めたので、このまま保有することにしますが・・・。

自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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