【失敗は致命傷】リタイア後に住む場所の10年後を想像する

2021年7月6日火曜日

住まい

先日、国勢調査の結果が発表され、日本の人口が5年前よりも86万人減少したというニュースを見ました。

ただ、減少には地域差があり、東北地方などの減少幅は大きいのですが、東京周辺や大阪、愛知、福岡などでは逆に増加しているそうです。

日本の人口が減少するなかでも、地域別に見ていくと、増加して発展が続く場所と、減少して寂れていく場所が二極化していくように思いました。

東京の不動産にはまだ将来性がある・・・が、裏付けられたようです。

住む場所を間違えると・・・

リタイア後は、都市部を離れて地方に住みたい・・・そのように考える人は多いと思います。

住む場所を選ぶ際、現状だけを見て考えていれば、将来、こんなはずではなかった・・・になるかもしれません。

地方では高齢者の比率が高く、今でも店舗や施設は古くなっています。

さらに人口が減少し、新たな店舗がオープンすることは少なく、閉店ばかりが続いていくような環境で10年経てばどのように変化しているのだろうか。

色々なことをしたくても、近くでは何もできない・・・、そんな環境になっているような気がします。

増加・横ばい・減少の違い

人口が増加している場所では、新たな店舗や施設が出来ますので、便利になってリタイア生活者はその恩恵を受けることが出来るでしょう。

リタイア生活者は、通勤がなく、平日の昼間に活動することが出来ますので、人口が増加して混雑するようになっても、その弊害は少ないと思います。

人口が横ばいであれば便利さは横ばい、減少していれば不便になって行きます。

新たに店舗や施設が増えるような場所と、減少していくような場所を比べた場合、1ヵ月や2ヵ月ぐらいでは、どちらもあまり変わらないと思います。

しかし、1年、2年と経つうちに、今よりも、もっと大きな差が出ているはずです。

地方は地方でも一律ではない

ただ、人口が減少している県であっても、市町村単位で見れば中身は違っていると思います。

県全体で人口が減少していても、特定の市町村は増加しているなど。

逆に、県全体で人口が減少しているのに、さらに、その中でも減少幅の大きい市町村もあるでしょう。

リタイア後の生活は長くなりますので、住む環境は10年先を想像して選定しなくてはならないと思います。

リタイア後は、都市部を離れて地方に住みたい・・・と、安易に物件選定をしてしまうと、快適なリタイア生活が出来なくなってしまうかもしれませんね。

自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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