ブログを読んでいただいた方からリートを中心に投資している理由を聞かれることがありました。
確かに一般的には、リートはポートフォリオの一部とはなっても、あくまでも一部にすぎないとしている人が多く、投資雑誌等による情報でもそうだと思います。
株式とは違った動きをするのでポートフォリオに組み込むべきという考え方は多いのですが、株式が下がればリートも同じように下がることが多いので、分散効果は殆ど期待出来ないのではないかと考えています。
それならば、リートを中心としても良いような気がするのですが・・・。
事業法人よりも分かりやすい
以前、ブログにリートは事業法人よりも分かりやすいと記載したことがあります。
事業法人の場合、色々なことに手を出しますので、基本的には一般の投資家がその事業内容を把握することは出来ないのだろうと考えています。
そのため、PBRやPERなどの指標で把握しようとするのですが、それらは事業を把握するのではなく、割安か割高かを比べることが出来るだけではないでしょうか。
投資の本質は、その事業に対して投資することであろうと思いますので、何をしているのか把握しやすいものに投資をした方が安全であろうと思っています。
サラリーマンとしての経験からも
Ranpaが勤めていた会社も上場会社であったため、株価に対しては様々な評価を受けていました。
それらの評価は間違ってはいないのですが、ただ、どこまで理解しているのだろうか・・・とよく思いました。
外部からは良いように見えるのですが、先々の見込みとしては厳しいであろうと思うものや、逆に、もっと〇〇については評価されるべきではないのか・・・など。
所詮、外部による評価とはそのようなものだろうと感じていました。
そのような経験から、色々なことに手を出している事業法人を、外部から把握することは難しいと考えています。
HPを見るだけで
また、事業法人のHPには色々な情報が公開されているのですが、入手できることは、何となく〇〇をしているのだろうな・・・が限界ではないでしょうか。
一方、リートのHPを見れば、何に投資をして、どのようなポートフォリオになっているのかなど、多くの投資に必要な情報を入手することが出来ます。
しかも、リートは不動産に投資する以外の事業をしませんので・・・。
Ranpaとしては、投資する対象はなるべく理解しやすいものが良く、事業法人よりもリートの方が理解しやすい・・・と考えているに過ぎません。
ただ、投資は人それぞれで、色々な考え方があるとは思いますが。