【時限爆弾が爆発する前に】サラリーマンを辞めたいと思う時

2021年9月6日月曜日

時事ニュース

先日、みずほ銀行でまたシステム障害が発生しましたね。

前回、障害が繰り返されたことで頭取が責任を取る事態にまでなったにもかかわらず、すぐに再発ですので深刻です。

恐らく、絶対に再発が無いよう、厳しくピリピリとした環境の中で仕事をしていると思います。

サラリーマン時代はシステムに関係する仕事をしていたことから、何となくイメージが湧くこととなり、頑張って対応している人に対しては気の毒に思えます。


金融機関にいた者としての想像

ニュースなどでは、みずほ銀行は他のメガバンクとは違い、統合時に旧行のパワーバランスを保つために、それぞれのシステムを残すかたちで統合しているからだと言われています。

もちろん、その部分もあるとは思うのですが、システムの構成に問題があるのだろうと想像します。

部分最適を続けたことで複雑になり、把握できない部分が出来てしまっていると。

そんな中でも日々の業務にはシステムが必要で、システムを管理する仕事があり、新たなサービスを付け加える必要があり、それを担当しなくてはならない人がいるのでしょう。

爆弾処理班のような仕事になっているのかもしれません。

便利にするほどシステムは複雑になる

システム化が進むことで便利にはなるのですが、システムは複雑になって行きますね。

新たな技術が普及し、どんどん便利になるのですが、さらにシステムは複雑になってしまいます。

時間が経つことで、システムを管理する仕事がどんどん難しくなっていきます。

さらに、それを担当する人が変わり、当初の事情を知る人もいなくなってしまいます。

定期的に再構築するなどで多少は簡素化されるとは思いますが・・・。

後から担当する人ほど大変になる・・・、そんな仕事でしょうね。

時限爆弾が爆発する前に退職

Ranpaがアーリーリタイアした理由には色々とあるのですが、複雑化していく仕事の中で、運悪く時限爆弾が爆発する前に仕事を離れたい・・・というものがあったように思えます。

いくらテストを重ねても、ある程度のシステム障害は発生してしまいますので、リリース日はいつも、大きな問題とならないことを祈っていました。

幸い、大きな問題となるような経験は無かったのですが、長く仕事をしていれば、そのうち運悪く時限爆弾が爆発することもあるのでしょう。

みずほ銀行に関しても、良い時期に退職して高みの見物をしている人もいれば、運悪く今の時期に担当して神経をすり減らしている人もいるのでしょう。

やはりサラリーマンは、そのような運、不運に振り回される理不尽なものだと思います。

自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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