【色々注意が必要です!】高配当株によるリタイア生活

2021年11月21日日曜日

投資全般

リタイア後の資産生活と言えば、どのようなイメージをする人が多いのでしょうか。

低金利下の時代においては、預金や債券投資をしても、殆ど収入は得られませんのでやはり株式投資でしょうか。

株式投資の中でも、高配当株に投資して配当金で悠々自適の生活をする・・・と、考える人は多いように感じます。

ただRanpaとしては、高配当株への投資は難しいと感じています。

もちろん、投資スタイルは人それぞれで、得意分野や向き不向きもあるとは思うのですが。



高配当株に騙されるパターン

株式投資の初心者が陥りやすい失敗としては、高配当に目がくらんで業績の悪い会社に投資をしてしまうことでしょう。

配当率ランキングの上位を見ていると、株価が安くなりすぎて相対的に配当利回りが高くなっているだけの銘柄に騙されてしまいます。

今は配当利回りが高くても、業績が悪いので次の決算では減配となり、配当利回りが下がって低配当株となることもあるでしょう。

さらに、株価も右肩下がりとなり、配当率が低くなった上に評価損にもなるという、最悪のパターンですね。

配当率を取るか株価上昇を取るか

また、高配当と言っても普通は高くて4~5%ぐらいですから、株価の値動きによってすぐに相殺されてしまう大きさですよね。

1年あれば株価はそれなりに動きますので、1年で4~5%ぐらいの収益とを天秤にかければ、採算が合わないような気がしてきます。

高配当株でかつ、株価も上昇していく・・・という銘柄に巡り合うのは、単純に株価の上昇だけを狙った投資よりも難易度が高いのでしょうね。

一見、キャピタルゲインを目指すことは、インカムゲインを目指すよりも難しいように感じるのですが、意外にインカムゲインのほうが難しいような気がしてしまいます。

リートの方が分かりやすい

とは言え、Ranpaはインカムゲイン投資をしているのですが、主な銘柄をリートにしています。


インカムゲイン投資をしたいのだが、高配当株は難しい・・・という消去法でリートに投資をすることとなりました。(リートも広義の高配当株ですが)

リートは、株式のように業績が良くなって、株価がどんどん上昇していく・・・ということは無いのですが、株式よりも事業範囲が限定されているだけ理解はしやすいと思っています。

もちろん、リートにも色々なリスクはあり、リタイアしたとたん、退職金を含めたリタイア資産を投資の失敗で減らしてしまった・・・というのはよくある話のようですから、十分に注意が必要ですね。

自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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