ガソリンの価格が高くなっていますが、それに関連して色々なものも値上げされるようですね。
温暖化防止対策によって油田開発への投資が少なくなり、供給が追いつかなくなっているとの事。
石油を使わなくなることで石油が余って安くなるのかと思いきや、逆に高くなっている・・・、皮肉なものですね。
その対策として、資源エネルギー庁が節約方法を紹介しているのですが、やみくもに節約しても、かえって逆効果にならないのか気になりました。
節約の具体例
資源エネルギー庁は以下のような節約を紹介しているそうです。
冷蔵庫に入れるものを半分にすると、年間の電気代は1,180円節約することが出来る。
エアコンの温度を21度から20度に下げると、ひと冬で1,430円節約することが出来る。
確かに節約にはなるとは思うのですが、努力が必要となる割には効果が小さいな・・・と思いました。
逆に、冷蔵庫に入れるものを半分にすることで、買い物に行く回数が増え、交通費が高くなってしまうようにも思えますし、エアコンの温度を下げることで、別の寒さ対策をする費用が発生してしまいそうにも思えます。
電気代は身近なので、とりあえず手のつけやすい節約にはなりますが、節約しているつもり・・・にもなりやすいので注意が必要ですね。
節約しているつもり・・・が危険
効果の小さいことに頑張ってもあまり節約にはならないのですが、頑張ることで節約しているつもり・・・になってしまうことが厄介です。
よく目につく小さいものに対しては、注意をして細かく節約をするのですが、あまり目に入らない大きなものに対しては、浪費していてもそのまま放置してしまいます。
高額な出費をする際には感覚が麻痺して、大盤振る舞いしてしまうなど。
また、気付きにくいのですが金融商品の手数料も意外に高額な出費となっている場合が多いと思います。
頑張って節約しているつもりであっても、実は部分最適になっているだけで全体最適にはなっていないことがありますね。
効果のある節約
節約する対象を考えると、効果の小さいものまで含めれば無限に出てくるように思えます。
すべてをカバーするのは無理なので、全体を見渡して、効果の大きいものを優先的に手当をしていくべきなのでしょう。
サラリーマン時代、それは部分最適になっているだけ・・・と、よく議論しましたが、部分最適をしているだけでも仕事をしているように見えてしまうのが危険なところですね。
一般的には、家、車、保険は3大出費となるため、この辺りにはしっかり労力をかけて節約すべきなのだろうと思います。
アーリーリタイアを目指してコツコツ節約を続けても、実は、その効果は殆どなく、やるべき事は他にあった・・・とならないようにしたいですね。
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