【対策必須】逆複利がリタイア生活者を蝕んでいく

2022年11月24日木曜日

リタイア後の生活

昔、日銀が2%の物価上昇を目指すと言っても、非現実的ではないかと思いましたよね。

しかし、色々なモノの値上がりを見て、今後は日銀の言う、物価上昇が続くのかもしれない・・・と思います。 

そもそも物価上昇は一時的なものではなく、デフレが続いた今までが異常であった可能性の方が高いのでしょう。

毎年2%の物価上昇となれば、現金の価値は毎年複利で2%下がることになりますね。


昇給は意外に複利

物価が上昇しながら賃金も上昇し、経済が活性化する・・・というのが日銀の目指す2%という姿ですね。

その賃金の上昇ですが、意外にも複利で増えているような気はしませんか。

入社間もない頃は殆ど横ばいであっても、総額が多くなるにつれ昇給額は大きくなる傾向にあると思います。

会社の売り上げや利益が毎年2%増えたとすれば、それは複利で増えたことになりますので、
複利の効果が効いてくるのでしょうね。

リタイア生活者とサラリーマンの差が増す

ただ、毎年2%上昇すれば、現金の価値は複利で2%下がってしまいます。

複利で収入が増えても、複利で現金の価値は減っていく・・・、それが健全な経済ということなのかもしれません。

毎年2%の物価上昇で経済が成長し、サラリーマンも賃金が上昇すれば問題ないのですが、収入の無いリタイア生活者には厳しいですね。

リタイア生活者とサラリーマンとの差が出来てしまうのがインフレ社会なのだと感じます。

リタイア生活者のインフレ対策

油断していると、複利でリタイア資産はどんどん減ってしまいます。

片方は複利で増える側、片方は複利で減ってしまう側とすれば、10年、20年すれば両者の違いはかなり大きくなってしまいます。

やはり、リタイア資産はインフレに強い株式や不動産に投資をしておかなくてはならないのだろうと感じます。

今までであれば、何もしなくても減ることは無かったのですが。

自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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