長年勤めた仕事を辞めること、長年働いた同僚に会わなくなること、長年住んだ家を変えること・・など環境の変化は大きいものです。
「アーリーリタイアまで5ヶ月となった心境」にも記載しましたが、社会人になってからは、変化することが事前に分かっていることは少なく、どちらかと言えば、あと数ヶ月で卒業する学生の時に感じたような感覚でしょうか。
アーリーリタイア後の生活環境
アーリーリタイアすると、今住んでいるこのエリアには、もう来ることは無いかも知れません。この地は、もともとの出身でなく、学生時代に住んだこともなく、「転勤を繰り返し、得たものと失ったもの」に記載したような転勤により移り住んだところです。
そのため、アーリーリタイアとともに、この地を離れることとなります。
以前、「写真を撮りたくなる、退職、記録、記念、記憶」で、記憶に残すように写真を残したくなると記載しましたが、そのような心境になります。
リタイアまで1年を切ると
リタイアまで1年を切ると、これが最後の経験というものが訪れ始めます。
12月の最終出社日には納会をしますが、「いつも通り、最後となる会社の納会に参加した心境」に記載したように、サラリーマンとしての納会はこれで最後か・・・と感じます。
春が来て、桜の季節になりましたが、近所の公園の桜の開花は来年見ることはないでしょう。
今まで、近所の公園で桜が開花しても、それほど気になっていませんでしたが、もう見ることがないと思えば、違った感じ方になるものですね。
実はこの辺りにも綺麗なものが多いと知った
今の家には10年近く住んでいますが、転勤で来たこともあり、それほど周辺環境に興味はありませんでした。
あと少しでお別れとなる・・・その思いで、周辺を見ていくと、実はこの辺りにも綺麗なものが多くある知りました。
特に有名な公園ではなくても、バラや紫陽花が綺麗に咲いています。
来年はこの開花を見ることはないので、写真を撮ることも多くなってしまいますね。
いつか行こうと思っていたこと
10年近く住むと、もともと行きたかった場所には行きましたが、少し興味を持つ程度であれば、そのうち行くこともあるだろう・・・となっている場所もあります。
あと5ヶ月となれば、「そのうち・・」の期間も短くなってきました。
いつか行こうと思っていた先には、意識的に行っておかないと、もう行く機会は無くなってしまいますね。
生活する場所が変わっても・・
「購入した自宅の様子を見に行きました」に記載しましたが、リタイア後に住む場所と距離は500kmも離れています。
しかし、近所のコンビニやスーパーに行けば、ここと同じものが並んでおり、基本的な生活は何ら変わるものではないと思います。
突然に発令される人事異動で転勤する場合、このような気持ちにはなることなく、普通に環境変化に慣れていきます。
気にしなければ、何でもないことなんでしょう・・・。