アーリーリタイアをするための妥協や諦めと経済合理性

2018年7月2日月曜日

アーリーリタイアの心境

アーリーリタイアをするためには、ある程度の妥協や諦めが必要という考え方があります。

あと数ヶ月でアーリーリタイアとなる立場として、妥協や諦めについて記載したいと思います。

妥協や諦めとは

オリンピック選手などが金メダルを取るために、色々なものを犠牲にし、やりたいことも我慢してきた・・・というような話を聞いたことがあります。

高い目標を実現するには、並々ならぬ努力が必要で、金メダルのためには妥協せず、しかし、その他のことには我慢や妥協をするということでしょう。

アーリーリタイアとは直接的には働かないということですので、アーリーリタイアであれば、生活レベルを妥協し、欲しいものは我慢をして、働かない生活を実現するというものでしょうか。


考え方・捉え方によって異なる

45歳でアーリーリタイアをするため、確かに妥協や我慢をしてきたのかもしれませんが、自分ではあまり意識してきたとも思えません。

例えば、今のマイカーは「軽自動車の能力、アーリーリタイア目線での考察」に記載したように軽自動車で、エコノミーに徹しています。

本当は普通車が欲しかったり、妥協して軽自動車にしたという気持ちは無いと思います。

以前所有していたマイカーは燃費の悪いものが多く、その頃は、燃費が良く、維持費の安い車に憧れていました。

車検についても「車検費用を安くするには、軽自動車の相場など」に記載したとおりです。

経済合理性を求めることに矛盾はない


色々と悩み検討しましたが、「住宅の購入と賃貸どちらが得かについて」に記載したように経済合理性を追求したものです。

贅沢な豪邸に住んでみたいとも思いますが、所有するだけでかなりのコストが必要です。部屋が多ければ掃除も大変ですし、豪邸という魅力に隠された不合理があります。

高齢でもバリバリ働く人の心境を知るため、資産家や政治家の年齢を調査」でも記載をしましたが、働かなくても良いぐらいに収入を得ても、さらに儲けようとすることは、ある意味では不合理と言えるのではないでしょうか。


アーリーリタイアは経済合理性によるもの

アーリーリタイアは、今の生活を維持するために、いつまでサラリーマンをする必要があるのかを考えた経済合理性によるものです。

さらに、時間ができることによる満足を向上させることは「ニマリスト・断捨離は、アーリーリタイアの要件か」や「腹八分目とハムスターホーイールとミニマリスト、本当の満足とは」に記載してきました。

妥協や諦めの対象となり得るものの多くは、売り手側のマインドコントロールによって購買欲を刺激させたもので、本来は不合理なものではないでしょうか。

本当に必要なものであれば、妥協や我慢することなく、アーリーリタイアをしても手に入れていきたいと思っています。

逆に経済合理性に基づかない、無理なリタイアであれば、妥協や諦めによる我慢した生活をする必要があるのでしょう。

会社を辞めてもすることが無い・・・や、とりあえず収入はあった方が良いだろう・・・や、普通はその年では働くよね・・・や、根拠は無いが老後の不安があるため・・・などの理由で定年まで働くのではなく、経済合理性に基づいてアーリーリタイアをすることにより、妥協や諦めではない生活ができるのではないでしょうか。

自己紹介

自分の写真
金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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