アーリーリタイアをした後の運用としては、社債などの基本的に値動きのないものをベースに、若干分を攻撃的に投資することを考えています。
社債は長期の収益予測できる
今は株式でも配当金が支払われ、配当利回りは投資の判断基準のひとつになっていますが、景気が悪い時代では、ずっと無配が続いていた記憶があります。
逆に業績が良ければ、増配となって想定よりも多くの配当金を受けることができますが、アーリーリタイア後の生活費に充当する場合は不安定でしょう。
しかし、社債は満期までの期間、発行体が潰れない限り、半年ごとに一定額の利息が分配されるので、生活費として計算しやすいものです。
保有社債の見込みは・・
保有している社債は「資産・収入状況」に掲載していますが、リタイアして数年間の収入は計算できている状況です。以下は年単位の社債利息を受取る予定額です。
- 2019年・・155万円
- 2020年・・155万円
- 2021年・・155万円
- 2022年・・87万円
4年目に減少するのは、約半分の社債が満期となって償還されるためです。
このような計画をすると、安定的な社債利息があれば、アーリーリタイアしても食いっぱぐれることはないだろう・・という安心につながります。
逆に、「1.504% クレディ・アグリコル・エス・エーの社債はどうか」に記載したように、短い社債であればすぐに満期になるので不安定になります。
利息や配当金だけで生活する予定ではありませんが、社債利息の他、リートやソーシャルレンディングによる積極投資の分配金で、保有資産をそれほど取崩さずに生活できそうです。
アーリーリタイアで目指す投資
保有資産の全額をリートやソーシャルレンディングに投資すればウハウハ・・・という思いはありますが、「失敗するアーリーリタイア」に記載のとおり、リタイア後は儲からなくても、大きな投資の失敗をしないようにすることが重要です。
社債もデフォルトリスクはありますが、リートのように3割・4割減になる可能性や、ソーシャルレンディングで投資資金が戻ってこなくなるリスクよりも低いものでしょう。
社債を狙うなら・・
社債は新発だけではなく既発の社債も購入できます。
一部の証券会社ではHP上に既発社債も公開されていますが、あまり良さそうなものは無いように思います。
1,000万円単位で投資できるのであれば、大手証券会社の営業にお願いして、売却希望の社債を見つけて提案してもらえます。
保有社債は証券会社のMY Pageに評価額が表示されており、その金額をベースに売却したい人と、購入したいという人を結び付けてくれるものです。
リーマンショック時に購入した利回りの高いものは評価額が高いので、将来の利息が多くても売っておきたい人もいるでしょう。
例えば、Ranpaの保有社債の評価額は以下の表示となっています。いずれも社債1,000万円の評価額です。
- シティグループ インク:11,675,000円
- ゴールドマン サックス グループ:10,834,000円
- マッコーリーギンコウ:10,712,000円
アーリーリタイア後の生活資金にするため、保有継続する予定ですが、このような評価額を見ると、つい売却したい気持ちになってしまいます。