動機としては、先日「リタイア後に普通預金や現金はいくら持っておくべきか」に記載した時と同じで、遊んでいるお金を働かせるためです。
低金利と低空室率が続き、当面の環境は良いのですが、今が天井とも考えられるリスクを感じつつリート資産を増やしています。
追加投資した銘柄
今回追加投資した銘柄は以下のものです。
いちごオフィスリート投資法人
プレミア投資法人
スターツプロシード投資法人
GLP投資法人
それぞれ1口づつですが、保有しているリートの中でこれらの配分が低かったので増加させたものです。
インフラファンドを含めたリートには約1,650万円を投資しているのですが、リスク分散として22銘柄に分けており、なるべく特定の銘柄に偏らないようにしています。
今のところNISAを利用した非課税分を考慮すると、税引後で4.7%ぐらいの利回りです。
しかし、低金利・低空室率となる今の環境が良い分、将来的に利回りが低下することは考慮しておくべきと思っています。
リートの将来
もともとリートはミドルリスク・ミドルリターンの位置づけと言われますが、過去においては株式と同じような値動きをしてリスクの高いものでした。
リーマンショック時にリート指数は半分以下まで下げ、これは株式よりも大きな下げ方だった記憶があります。
しかし最近のリートの値動きは株価よりも大人しく、所謂、リートの値動きになってきているように思います。
恐らく、それぞれのリートが外部成長をして規模拡大をしつつ、新たなリートも増えてJリート市場の規模が拡大し、一時的な需給に影響されにくい本来のミドルリスク・ミドルリターンの性質になってきたのかもしれません。
TOPIXとREIT指数の比較
株式とリートを比較するためにそれぞれの指数を比べてみると、両者はあまり変わらないパフォーマンスのように見えます。
しかし、配当金込みの指数を比べるとリートのパフォーマンスが上回り、時間の経過とともに差が開いていきます。
以前「リタイア資産をリートに投資する理由」に、分配金再投資型でリートを対象とする投資信託は殆どがプラスになっていることを記載しましたが、高い分配金による違いは大きいと思います。
Jリート市場の規模拡大によって安定感が増しつつ、高い分配金によって価格変動を吸収すれば、リタイア資産の投資先として良いものになってきたように感じます。
あくまでも個人的に感じているだけなのですが・・・。
もしリートを買い進めれば・・
2021年12月から保有している社債の満期が始まりますので、受け皿としてリートに投資することを考えています。
まだ先ですので真剣に悩むところまで行っていませんが、リスクが高い分、利回りも高いので検討に値するものではないでしょうか。
長いリタイア生活をして行く上で、何に投資すれば良いのかを考えることになりますが、資産運用の失敗はアーリーリタイアの失敗なので、リスクが許容範囲に収まるのかゆっくりと考えて行きたいと思っています。