退職してからのリタイア資産の推移について

2019年5月29日水曜日

資産状況

毎月の資産状況については「資産・収入状況」にまとめていますが、アーリーリタイアを開始してからの変化について改めてチェックをしています。

サラリーマン時代にように適当な管理をしていると、どれぐらいのペースで変化しているのかすぐには把握できないので、アーリーリタイアを開始してからは細かく管理するようにしています。

給与収入が無くなった1月以降の変化について記載します。

約100万円増加している

資産の把握には色々な方法があると思いますが、約100万円近く増加しているようです。

社債やリートなどの通常収入以外にいろいろな臨時収入があり、計画よりも増加しています。

大きなものは失業保険ですが、確定申告による所得税の還付金や、ネット契約のキャッシュバックなど細々としたものまであり、それらが影響しています。

とりあえず増加しているのは良いことですが、恐らく今後はそのような臨時収入は無くなっていくので、厳しくなって行くのだろうと思っています。

資産評価の方法

株式やリートなどの価格変動資産が2割程度あるので、時価で評価すべきか簿価で評価すべきか悩むことがあります。

幸い、それらは購入時価格よりも上昇しているので時価評価すれば資産は増加するのですが、実際に現金化すれば税金が引かれます。

ただし、一部についてはNISA枠による投資があるので、売却時に非課税となるものもあり、銘柄ごとに正しく評価するのは流石に面倒です。

価格変動する資産を時価で評価すれば、実際の生活費が把握しにくくなるので、先ほどの100万円は簿価ベースの変化です。


今年末までの見込み

先日「リタイア後の試練にそろそろ突入」にも記載の通り、これから出費が増える時期に入ります。

そのため、これまでのように会社を辞めても資産が増加するようなことは無くなります。

想定外の出費が発生しない前提としても、住民税や固定資産税の支払いが待っています。

ただ、6月と12月は社債利息の受取りが大きくなるので、恐らく12月末の資産は現状維持レベルになると計画しています。

会社を辞めて1年間給料をもらわなくても資産が現状維持となっていれば、アーリーリタイア生活の1年目としては計画以上だと思います。

家を持つと見込みを立てにくい

サラリーマン時代は社宅扱いのマンション生活でしたので、臨時の大きな出費が発生するリスクは小さいものでした。

壊れても自己負担の心配はなく、気軽なものでした。

しかし初めて家を持つと、これからどのような出費が発生するか分からないリスクを持つことになりました。

以前「臨時出費が発生、侮れない修繕費や買換え費用」にも記載しましたが、お湯が出なくなったり、雨漏りが発生したり、家が傾いたり・・・と、発生すれば大きな出費となるリスクがあります。

大きな出費が発生せず、大きな投資の失敗が無ければ、当面の資産は横ばいで推移する計画です。

大きな出費が発生した際のコンチプランとしては、リートを現金化して対応する予定ですが、なるべくそのような事態は発生して欲しくないものです。

アーリーリタイアを計画する段階で、リスクを評価してコントロール出来る範囲になっていれば、失敗しないものだと思っています。

自己紹介

自分の写真
金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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