リタイアして、もし会社に復帰が出来るとしたら・・・

2019年8月30日金曜日

リタイア後の生活

会社に行かなくなって10ヵ月目も終わろうとしていますが、とても早いものです。

Ranpaの場合、アーリーリタイアの開始と同時に引っ越しをしましたので、生活環境が大きく変わったこともあり、当時のことは鮮明に記憶しています。

最終出社日においては、それまで長く働いていたこともあってか、明日から会社に来なくなる実感は持ちにくいものでした。

そのため退職の挨拶も軽い感じで、もし、復帰することがあったらよろしく・・・というようなことを言ったように覚えています。

もし復帰出来るとしたら・・・

正直なところでは、サラリーマン時代のように出社のために朝起きて、スーツに着替えて電車で通勤するような日々は、もう勘弁して欲しいという気持ちが強いです。

以前「今の仕事が楽しくないので転職する人が多いのか」にも記載しましたが、働くことに関しては嫌ではなく、楽しいとまで感じましたが・・・。

しかし、仕事が終わって自由になれば、この自由な時間をもっと長く得ていたいと思ったものです。

やはり嫌と感じる理由としては、自由を奪われることに対する拒否反応が大きいように思います。

今でも戦力になれるのか

先日、元同僚からサラリーマン時代に使っていた資料についての相談がありました。

会社に行かなくなって10ヵ月を過ぎましたが、聞かれた資料は見なくてもイメージすることが出来たので、サラリーマン時代に回答したであろうレベルと同様の対応が出来ました。

長年、同じ仕事を続ければ、簡単に経験したことは無くならないと感じたものです。

勘違いかもしれませんが、まだ復帰しても普通に働けそうですが、やはり自由を奪われるのは嫌ですね。


会社に復帰してくる人

Ranpaの会社では、産休で長期間仕事から離れた人の復帰は多かったように思います。

部下が産休明けで復帰することも何度かあったのですが、産休中に変わったことだけを伝えれば、復帰直後でも普通に仕事が出来ているように見えました。

そもそも産休制度は会社として新規に採用して育成するよりも、経験のある社員を復帰される方が効率的であるという考え方によるものですが、実際にRanpaもリタイアを経験し、1年ぐらいのブランクがあってもすぐに働けるであろうことを実感しました。

産休の場合は、もともと産休が明けたら復帰する覚悟が出来ているので、Ranpaのように、自由を奪われるのは勘弁・・・とは思わないのでしょう。

少子高齢の多様性として

以前「テレワークはアーリーリタイアを少なくさせるのか」に、将来は働き方の多様性がもっと進化し、半分退職したような働き方が実現するかもしれないことを記載しました。

今は一度退職すると簡単に復帰は出来ないものですが、将来的には働き方の多様性として普通になるようにも感じます。

人事としては、一度辞めた者は信用出来ない・・・や、前例を作ると収拾がつかなくなるという考え方をすると思います。

しかし、年金受給や定年が延長されて行けば、最後まで同じ会社に出社し続ける可能性は低くなっていくはすです。

そのような社会では、会社と社員は長く付き合う必要があり、今のように締め付けが強い関係のままでは実現出来ないように思えます。

退職はハードルが高いのでアーリーリタイアも難しくなるのですが、休職して復帰しやすい社会となれば、最初は休職というかたちのアーリーリタイアが増えると思います。

自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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