目を背けてはいけないリタイア生活の不安

2020年10月22日木曜日

リタイア後の生活


アーリーリタイアの計画をする時、どのような前提としていますか?

Ranpaの世代は、物価が上昇しない中で平和な時代を過ごしてきたのですが、この先もその状態は続くのでしょうか。

アーリーリタイアの計画をする時には、大きな変化が起こるリスクに目を背け、無難な未来を考えてしまいやすくなります。

映画の世界と思っていたパンデミックが現実となったように、まさか・・・と思うことも起こることがあるかもしれません。

忍び寄る物価の上昇

知らないうちに物価が上昇している・・・と、よく聞くようになりました。

消費税率が10%になって高くなったのに、商品の量が減っているなどです。

牛乳パックが900mlになったり、キットカットが小さくなったり、弁当が上げ底になったりなど・・・。

企業側は、持ちやすくする・・・や、食べやすくする・・・などと理由付けをしますが、値段を変えずに量を減らすことによって、気付きにくくさせています。

タバコも増税による値上げが続き、コンビニで昼食とタバコをを買うのに千円札だけでは足りなくなっています。

電気代に関しても、原発の比率が低下して自然エネルギーの比率は高まって良くなったと思ったら、逆に震災前より2割ぐらい高くなっているようです。


物価の上昇はリタイア計画を狂わせる

日本では長くデフレ社会であったため、物価の上昇に疎くなっていると思います。

アメリカでは2000年代に入ってからも平均で毎年約2%の物価が上昇しているため、生活が厳しくなっていると感じる人が多いようです。

昨年、日本では消費税が8%から10%にアップしましたが、それぐらいの変化が毎年続くようなものですね。

物価上昇は企業にとって売上増となり、そこで働くサラリーマンは恩恵を受けることもあるのですが、リタイア生活者にはデメリットが大きくなるでしょう。

今後、日本でもジワジワと物価が上昇し、10年で物価が1.2倍に上がっていたとします。

単純計算すると20万円で良かった生活費は24万円必要になる訳で、20年後、30年後にもなれば、今とは全く違うレベルにまで変化している可能性は十分にあるのでしょう。

中国がアメリカを超える日

働いていた時、10年後にどうなっているか考えろ・・・と言われましたが、10年経ては色々と環境は変化しているはずです。

今は中国とアメリカが冷戦状態ですが、中国が世界一の大国となっている可能性も高いのでしょうね。

もしそうなれば、日本とアメリカの関係、中国との関係はどうなっているのだろうか・・・。

今ある平和な生活がずっと続くのでしょうか。

10年経ては色々なものが変わっているはずで、アーリーリタイア計画においても先のことを踏まえて考える必要がありますよね。

必要以上に不安を感じて無駄に働きすぎるのも良く無いとは思いますが、今を前提にギリギリであってもまずいのだろうと思います。

後になって、辞めずに普通に働くべきだった・・・とならないようにしたいですね。

自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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