【気を付けて!!】二択を迫ると陥りやすい事

2021年7月31日土曜日

時事ニュース

オリンピックをリアルタイムで見ることが出来るのは、リタイアして良かったことの1つであったと感じますね。

開催されるまではあまり興味は無かったのですが、始まって日本の代表選手が活躍しているところを見ると、普段のプロスポーツとは違った特別なものを感じます。

少し前までは、オリンピックは反対という意見が多かったのですが、情勢は大きく変わったようです。

コロナ禍において、オリンピックを取るのか、それとも人命を取るのか・・・という議論であった思います・・・。

二択で整理すると思考が停止する

そもそもやり方としては、オリンピックを取るのか、それとも人命を取るのか、という二択ではなかった思うのですが、二択は分かりやすいので、それに惑わされます。

営業トークとしても使う技ですね。

昔、サラリーマンだった頃、部下に新たな取り組みについて相談したとき、それは無理です・・・という回答をもらって、「出来る・出来ない」の二択ではないだろう・・・と思ったものです。

どうしたら出来るのか、出来ないとすれば何が障害になっているのか・・・などを議論したかったからですね。

多くの場合、答えは二択で済むものではなく、それぞれのメリ・デメを評価したり、前提条件を変えることが出来ないかなどを考えて、落としどころを探ることとなるのでしょう。

アーリーリタイア、する・しないの二択ではない

二択で済ませてしまえば簡単、落としどころを探るのは面倒なことですが、二択で済ませてしまえば、選択肢が限られ、出来ない可能性が高くなってしまいますよね。

アーリーリタイアのする・しないも同じであろうと思います。

出来る・出来ない、だけで答えを出そうとすると、出来なくなる可能性が高まります。

する方法を時間をかけて考えることで、実現味が出てくるのでしょう。

アーリーリタイアは時間をかけて計画するものですから、その時間を使って、じっくりと考えるべき計画であろうと思います。

二択で整理してしまえば

二択で整理し、思考が停止してしまえば、多くの人が退職するような年齢まで働くこととなるのだろうと思います。

二択で整理することで、アーリーリタイアの機会損失となるのでしょう。

オリンピックも同様で、オリンピックを取るのか、それとも人命を取るのか・・・と迫る人はオリンピック反対派であって、どのようにすれば開催出来るのか・・・という思考停止を狙っているのでしょうね。

働く必要が無くなった時に働くことを止める・・・という自然なプロセスが、二択によって自然ではなくなってしまうように感じます。

自己紹介

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金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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