近所で何やら工事をしていたのですが、木造アパートを建てていることが分かりました。
まだ完成していない状態なのに入居者募集の旗を立てていましたので。
この時期は引越しの多いシーズンですので、この機を逃さないようにしているのでしょう。
少し気になりネットで物件情報を調べてみると、間取りは2LDK、家賃は諸々で約8万円ということでした。
この辺りに住んでいる人は、毎月、それぐらいの家賃を支払っているということですね。
もし賃貸であったら
もし、賃貸に住んでいたらどうだったのだろうか・・・と思いました。
リタイア後に住み始めた今の家は41ヵ月住んでいますので、月に8万円の賃貸であったなら、8万円×41ヵ月=328万円の出費となっていたはずです。
328万円と聞くと高額ですし、何より、毎月8万円の出費が大きいですね。
今の生活費に家賃が上乗せされ、どんどんリタイア資産が減っていく・・・というのは気分的に負担は大きく感じます。
持ち家の実際の費用
今の家は退職する1年前の2017年に約1,400万円購入しました。
その後に発生した費用としては年間約7万円の固定資産税ぐらいですので、2018年から2021年までの分合計で約28万円となります。
トイレの便座が壊れたり、エアコンを付けたりはしましたが、今のところは大きな修繕費は発生していません。
既に1,400万円を支払いましたが過去のものとなっていますので、住宅費の負担感は殆どありませんね。
損益分岐
賃貸であれば単純計算で年間8万円×12か月となる96万円が半永久的に必要となり、持ち家であれば最初に1,400万円と固定資産税の7万円が半永久的に発生するというのが概算でしょうか。
そうすると、16年後には賃貸の費用合計は1,536万円、持ち家が1,512万円となり賃貸の方が高くなり逆転します。
既に3年住んでいますので、あと13年ということでしょうか。
ただ、家賃や固定資産税は変化していくでしょうし、持ち家はそのうち修繕費が発生すると思います。
さらに、家の購入資金で資産運用をしていれば、毎年1%の運用でも14万円/年の収入となりますので、何とも言えませんね。
やはり、賃貸が得か、持ち家が得かは、未来が分からないので答えは出ないとうことになってしまいます。
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