鉄道会社が変動運賃を検討しているというニュースを見ました。
既に長距離バスなどでは時間や曜日、オン・オフシーズンなどによって料金が異なる変動運賃を導入しており、電車にも拡大させようというものです。
電車の場合、使う人が偏るラッシュアワーのためだけに連結を増やし、駅を長くする必要が出てきます。
逆に、他の時間は電車も駅も余ってしまいます。
変動運賃によって利用時間の平準化が進めば、今より効率良くなるのでしょうね。
サラリーマンには不利
変動運賃になれば、人の少ない時間に利用可能なリタイア生活者は有利ですね。
逆に、人の多い時間に利用しなくてはならないサラリーマンには不利なのでしょう。
先日ブログに、格安simのマイネオが平日12時~13時の通信速度を遅くする代わりに、他の時間は使い放題にするというプランについて記載したのですが、こちらも同様ですね。
混雑する時間を避けてくれれば料金を安くする・・・というサービスは、リタイア生活者に向いていると思います。
身近なところでも
時間帯や売れ行きによって自動で値段を変更するシステムを導入した・・・というスーパーもあるようです。
今まで人力では手間がかかって不可能であったことが、出来るようになったとのこと。
身近なスーパーの商品においても、今後は変動制が進むのでしょうか。
そうなると、忙しいサラリーマンは高い価格で購入し、余裕のあるリタイア生活者は安く購入する・・・ということになるのかもしれません。
イノベーションによって変化する
サービスや料金を変動制にするには複雑な仕組みが必要となりますね。
そのため、昔はドンブリ勘定で一律とし、全体として儲かれば良いだろう・・・という感じであったのだろうと思います。
しかし、新たな技術によって、複雑な仕組みにも対応可能となっていきます。
恐らく今後、サービスや料金は、どんどん複雑になっていくような気がします。
時間的に余裕のあるリタイア生活者は、その恩恵を受ける側にあるのだろうと思います。
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