賃上げ要請や最低賃金の引上げなど、物価高の影響もあって政府は賃上げに力を入れていますね。
給料が増えるのは良いことですが、給料は需給バランスで決まるのが本来の姿ではないのだろうかと考えてしまいます。
給料が安いのは国のせいだ・・・と考えても、あまり解決にはならないように思えるのですが・・・。
賃上げのためにアーリーリタイアを促進する・・・、そんな方向性はあり得ないとは思うのですが、意外に効果は大きいようにも思えませんか。
会社が賃上げする理由
賃上げした会社に理由を尋ねると、「従業員を確保するため」という回答が最も多いようですね。
給料が安ければ、退職する社員が増え、新たな社員の確保もしにくくなるため、当然であろうと思います。
逆に、給料が安くても社員が退職しなかったとすれば、給料を上げる必要性は全くありませんよね。
定年が延長され、長く働き続ける人が多くなればなるほど、給料は上がりにくくなる・・・、そんな状況にあるよう見えるのですが。
頑張れば報われるのか
人口が減少していくなかで、何とか売り上げ・利益を増やすように、会社も従業員も頑張っていると思います。
会社の業績とサラリーマンの評価は同じベクトルを向いていますので、少しでも良くなるよう頑張るのだと思います。
ただ、従業員の給料を増やせば、会社の利益は減ることとなり、こちらは逆ベクトルとなってしまいます。
そのため、会社は従業員に頑張れば評価するような雰囲気を作りつつ、なるべく給料は上げないように工夫するのでしょうね。
アーリーリタイアが増えれば
給料が安くても、長く働くことの出来る会社にいれば、安心感は得られるのかもしれません。
しかし、その安心感に対して高いコストを支払っているのだろうと思います。
雇用の安定・・・とは、良い響きではあるのですが、安定すればするほど、給料は上がりにくくなるのでしょう。
逆に、アーリーリタイアするなどのリスクを取る人が増えたとすれば、会社は賃上げを余儀なくされるように思うのですが。
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