新NISAの動きが活発化していますね。
少し前、老後の生活費は2,000万円不足する・・・という2,000万円問題が話題になりました。
これ以外にも、老後資金は〇〇万円必要・・・と、数値は色々ありますね。
金融機関としては、だから投資して増やしましょう・・・と提案します。
必要額と貯蓄額のギャップ
先日のブログに単身世帯(60~70歳代)の貯蓄額について記載しました。
60歳代の貯蓄額は中央値が300万円ということで、半分以上の人は300万円に満たないと。
金融機関やマネー雑誌が提示する必要額と、実際の貯蓄額とでは大きなギャップがあるものです。
本当に多くの人が必要額を満たしていないとするならば、それらは参考にすべき数値ではないような気もします。
状況に合わせて生活する
普通、金融機関やマネー雑誌が提示する必要額というのは、少し余裕のある生活を想定します。
しかし実際の生活としては、貯金が少なければ、少ないなりに生活をするでしょう。
そう考えると、必要額ではなく、希望額なのではないだろうか。
足りなくても死活問題にはならず、〇〇万円あれば良いかな・・・ぐらいなのかもしれませんね。
不安で投資して失敗する
金融機関にとって、老後不安とNISA枠拡大はとても良い材料です。
しかし、増やそうと思ったのに、減ってしまうこともありがち。
貯蓄から投資へ・・・の流れには賛成ですし、既に投資している人にとってNISA枠拡大は有難いとは思います。
一方で、仕組債や外貨建保険もそうでしたが、不要な不安を煽って投資を誘い、失敗する人が増えないだろうかと気にもなってしまいます。
興味がある方はこちらもどうぞ。。関連ブログ。
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