アーリーリタイアするのにリタイア資産はいくら必要かについて。
先日のブログに、アーリーリタイアでリタイア資産3億円というのは有り得ないのではないか・・・ということを記載しました。
もし本気でアーリーリタイアを考えるなら、3億円を貯める前に、もっと早い段階でリタイアするのではないかと。
リタイア資産はいくら必要か・・・の正しい答えを考えるのは難しいのですが、上限については決まっているような気がします。
リタイア資産の上限は決まってくる
リタイア資産はいくら必要か・・・の上限については、これだけあれば働かなくても今の生活を続けることが出来る金額となるのでしょう。
今の生活費が仮に20万円/月であれば、長寿化を考慮して90歳から今の年齢を引いた年数に240万円を掛けた金額ぐらいが上限でしょうか。
実際のところは、資産運用による収入や将来の年金収入もあるので、それらはバッファーとして考えれば良いのだと思います。
もちろん、これでも余らせてしまう可能性はありますね。
リタイア資産はいくら必要か
Ranpaの場合、上記を計算すると240万円×45年で10,800万円となり、これ以上あっても余らせてしまうだろう・・・と考えました。
ただ、難しいのは下限についてで、どこまでバッファーを削るのかは簡単に答えが出ない。
資産運用による収入や将来の年金収入をバッファーではなくリタイア資産と考えたり、長寿化の考慮を小さくするなど、何をどの程度削れば良いのか。
結局、下限についてはリスクをどこまで許容するかによるところとなるのでしょうね。
上限が決まっているなら
下限が難しくても、上限が決まっているなら、最長であと何年働けばリタイア出来る・・・ということは分かるはず。
ただ多くの人は、その最長期間を考慮せず、もっと長期に働き続けているのではないだろうか。
先日のブログにも記載した、退職時の資産を減らすことなく人生を終える人が多い・・・というのはそういった背景もあるのではないかと思うのです。
リタイア資産はいくら必要か・・・を考える際には下限に目が行ってしまうのですが、案外、上限が重要なのではないだろうかと感じます。
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