5年前に投資をしたものですが、社債の内容と、新たな投資先について記載します。
新生銀行社債のおさらい
発行時の内容は以下のもの。新生銀行は有名で口座も開設していますが、財務内容はそれほど良くなく、格付けはR&IでBBBというものでした。
当時、財務内容が良くない銀行が劣後債を出しており、そのなかでも3.59%は高めの金利でしたので、少し心配でしたが1,000万円の投資をしました。
- 銘柄名 株式会社新生銀行第5回期限前償還条項付無担保社債(劣後特約付)
- 期間 10年
- 利率 当初5年間:年3.59%
- 以降5年間:参照スワップ・レート※+3.00%
- 発行価格 額面100円につき100円
- 発行額 100億円
- 申込単位 100万円単位
- 発行日 2013年6月7日
- 償還日 2023年6月7日(発行日から5年経過後に繰上償還の可能性あり)
- 格付け BBB(R&I)
受取った利息総額は
最後の利息は143,035円となります。半年ごとですので、この金額を10回受取ったことになり、合計143万円というところでしょうか。1,000万円を5年間投資した143万円の収益を、高いと考えるのか低いと考えるのかは難しいところですね。
タラレバですが、発行日の2013年6月7日、新生銀行の株価は2,180円でした(株式合併を考慮して)。今は1,700円を越しているので、株式に投資しているよりもパフォーマンスは良かったことになります。
実際には新生銀行の株式を1,000万円分購入する勇気は無かったと思いますが・・・。
無事償還で、何より
先日、ソフトバンクの社債に関して「期間6年のソフトバンク社債について2」に特徴を記載しましたが、株式よりも流動性は低くなります。その意味で、長期保有をする覚悟は株式とは比べ物になりません。
5年後に新生銀行が問題なく営業しているだろうか・・・などと心配していましたので、償還となりホッとしています。
しかし、利息収入は・・
保有資産については「資産・収入状況」にまとめていますが、保有している社債が少なくなり、このままでは利息収入も減少してしまいます。
今はマイナス金利環境なので、良い社債もなく、償還してホッとした反面、半年ごとの143,035円の利息収入が無くなるインパクトは小さくありません。
新たな投資は・・
リタイア前の投資の方針については「退職後の計画と、Oenリート、インベスコ、インヴィンシブルリートの買い増し」に少し触れましたとおり、2019年以降は収入が少なくなるようにする計画です。
基礎控除の範囲内に抑えて、税金や社会保険料をミニマムにする想定です。
そのためには、期間6ヶ月以内のソーシャルレンディングに投資する予定としています。
「高利回りは架空ではないことをソーシャルレンディングに望みます」に心配ごとを記載しましたが、分散して偏り過ぎないように投資をしていきます。
アーリーリタイア後の収入
サラリーマン時代の投資は副業でしたが、アーリーリタイア後は生活に欠かせないものとなります。
しかし、「失敗するアーリーリタイア」に記載したように、アーリーリタイアの失敗は投資の失敗によるところが大きいため、欲張らずに投資して行くようにしていきます。
アーリーリタイアを失敗させないために・・・。