アーリーリタイア、家族の貢献について

2018年7月17日火曜日

アーリーリタイアの心境

アーリーリタイアは会社を辞める本人だけではなく、家族にも大きな影響を与えます。

本人がアーリーリタイアを目指しても、家族の同意が得られない場合もあるでしょう。

逆に、同意とともに、アーリーリタイアの支援をしてくれれば、実現可能性は全く違ってくると思います。

これからアーリーリタイアというときの、家族の貢献について記載します。

まずは家族構成から

全国転勤のある金融機関に勤めていますので、勤務するための賃貸マンションに嫁と2人で暮らしています。

嫁は専業主婦で、「購入した1400万円の一戸建てはどんなものか、セキスイハイムの特徴」に記載したように、リタイア後の住宅も2人で見に行って決めました。

以前、「アーリーリタイアに対する家族の反応とは」に同意を得ることが重要と記載しましたが、それを見た嫁からは、事実と異なると苦言を受けましたが、全体としては共同作業として準備してきたと思っています。

アーリーリタイアを考え始めた経緯については「アーリーリタイアをすることに至った経緯」に記載しましたが、10年以上前から考えてきたことです。

アーリーリタイアを考えた場合、子供が居れば難易度が高くなりますので、アーリーリタイアを決意するとともに、将来的にも子供がいない想定で準備をしてきました。

実家の両親にも10年以上前から、アーリーリタイアのことを話し、5年前には具体的な計画を説明し、家族として反対のないように準備しています。


ミニマリストの嫁

以前「ミニマリストの嫁に捨てられてしまうもの」に記載しましたが、嫁は色々なものを買ったり、旅行に行ったりすることが好きではありません。

買ったり、食べたりすることについては、「お得」にできた時に満足し、「よい買い物ができた」とよく言っています。

独身時代、身の回りの品を買う時には、最高ランクのものは欲しいけれど高いので、普及価格のもので我慢するか・・・という考え方があったように思います。

しかし、嫁は迷わず一番安いものを購入します。

独身時代、一番安いものは、「なんか格好悪い・・・」とか、「貧乏くさい・・・」とか、購入したことがなくても「安かろう悪かろうでは?」などを感じていましたが・・。

嫁が一番安いものを購入し、それを使う生活を継続していると、一番安いものでも使用に問題なく、普及価格のものでも高額に感じてくるようになりました。

「なんか格好悪い・・・」とか、「貧乏くさい・・・」という感覚もなくなりました。

アーリーリタイアのための資産構築

アーリーリタイアのための資産構築は、「資産・収入状況」に記載していますが、ミニマリストの嫁の考え方による貢献は大きいと思います。

不必要な満足は求めず、「アーリーリタイア資金の貯め方、貯めることができない人とは?」に記載したようなことを実践してきました。

それによって45歳でアーリーリタイアできる目処が立ち、贅沢なものを食べ過ぎることもなく、体形もそれなりに維持できているように思います。

思えば、結婚式も不経済だろうと行ないませんでしたが、そこからスタートしたのかもしれません。


アーリーリタイアを目前にして

アーリーリタイアは、多くの人が実現できるものではないと思います。

また、実現したとしても、それから苦しいことが待ち受けることも考えておかなくてはなりません。

しかし、目指してきたアーリーリタイアが目前になっていることについては、理解し支えてくれた家族に感謝しなくてはなりません。

もし、嫁がミニマリストでなければ、そうは行かなかったでしょう。両親も健康で自立して生活してくれているので、安心して退職することが出来ます。

アーリーリタイアはリタイアする本人だけではなく、家族も含めた、リタイアできる条件に合致する必要があります。

もし、これから数年後にアーリーリタイアを考えている方は、家族のことについても参考ししていただければと思います。

自己紹介

自分の写真
金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
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