半年ともなれば、そろそろ会社に行かない生活が当り前のこととなって、会社に行っていた頃の生活を忘れつつあるようになってきました。
半年というのは1つの区切りですので、アーリーリタイアして後悔していることについて考えてみます。
アーリーリタイアは片道切符
サラリーマンがアーリーリタイアに踏み切ることは、それなりの勇気がいることで、アーリーリタイアが出来るのに、その勇気が無いのでやらない人は多いと思います。
それはアーリーリタイアが未知の領域への片道切符で、仮に失敗しても元の環境に戻ることが出来ないからです。
多くの人は、「アーリーリタイアしない人の考え方、現状維持バイアスについて①」や「アーリーリタイアしない人の考え方、現状維持バイアスについて②」に記載したような現状維持バイアスによって現状維持を選択してしまいます。
また、40代でアーリーリタイアしている人は少なく、身近な人の体験に触れることが出来ないために、実感として沸かないということもあります。
このブログでアーリーリタイアの体験を知っていただき、身近なものとして現状維持バイアスから抜け出してもらえれば・・・・と思っています。
アーリーリタイアして後悔していること
全体として、今の時点で後悔はありません。
もし片道切符ではなく、元の会社の元のポジションに戻ることが出来るとしても、戻ることは無いでしょう。
アーリーリタイアしたので強がりで言っているものではなく、給料は貰えても、自由時間が無くなり嫌なことを我慢して働く生活には戻りたいと思いません。
ただ、サラリーマン生活を全否定するものではなく、サラリーマン生活の良かったことは色々とありますが、全体として考えれば戻りたくないというものです。
以前「アーリーリタイアして失うもの①」や「アーリーリタイアして失うもの②」や「アーリーリタイアして失うもの③」に記載したような、会社に行かなくなって気付いたサラリーマン生活の良いところがあるのは事実です。
サラリーマン生活を続けても良かった部分はありますが、アーリーリタイアをした方が良かった部分の方が大きいことに間違いは無いと思います。
敢えて後悔を探すとすれば
以前「勤めていた会社の人事異動について」に、元同僚から会社を辞めた後の人事異動の情報を聞いたことを記載しました。
同じぐらいのポジションであった同僚が昇格して重要なポジションとなり、もし辞めていなければ自分もそうなれたのかな・・・と考えてしまいました。
Ranpaの場合はアーリーリタイアの1年前から会社に退職することを報告していましたので、「人事異動が発令されました」に記載の通り、在職中の最後の人事異動は退職を考慮されたものとなっており、その時点で差が開き始めています。
在職中の人事異動と、退職してからの人事異動との2年間で開いた差は大きく感じるもので、みんな偉くなったな・・・と感じます。
当り前ですが、退職すれば昇格は停止し、残った人は偉くなっていくのですが、元同僚から会社を辞めた後の人事異動の情報を聞くと、もし辞めていなければ自分もそうなれたのかな・・・と考えてしまうものです。
もう1つ、些細な後悔ですが、今期は社員の昇給額が大きくなるようで、何で辞めてからそんなことをするんだ・・・と思いました。
元同僚達には良かったことですが、辞めた側にとっては腹が立つことです。
リタイア生活はまだ半年弱なので
給与収入が無くなり、話をする人の数が減ることにはなりましたが、それらは当初の計画通りであり、想定外のことは発生していないと思います。
まだリタイア生活は半年弱なので、これから後悔することは無いとは言い切れないのですが、今のところは順調にスタートが出来たと言えるでしょう。
サラリーマン時代は人事異動や転勤などにより、違った環境で働く経験を何度もしましたが、どんな環境でもそれなりに適合していくもので、リタイア生活もそれに近いものを感じます。
サラリーマン時代とは全く異なる生活スタイルになりましたが、半年経つと適合するもので、当り前のようになっていきます。
今後も後悔するようなことのないアーリーリタイア生活をしていきたいものです。
このブログではアーリーリタイアを身近なものとして感じてもらいたいので、時折、後悔について記載するようにしていきます。