移管したままにしておくと待機資金として運用されない状態で、毎月64円の手数料が引かれていきます。
金額としては約270万円と中途半端なもので、放置するのはもったいないと感じてしまいます。
お金に色は付いていないのですが、何となく退職年金は投資の失敗で元本を減らしたくないように思ってしまうので悩むものです。
iDeCoは出し入れが出来ないので他の資産とは区別され、お金に「退職年金」という色が付いているように感じてしまうからでしょうか。
お金に色は付いていないのですが、何となく退職年金は投資の失敗で元本を減らしたくないように思ってしまうので悩むものです。
iDeCoは出し入れが出来ないので他の資産とは区別され、お金に「退職年金」という色が付いているように感じてしまうからでしょうか。
運用先に選んだもの
「退職にともなうDCからiDeCoへの移管手続きを開始」に記載した理由で退職年金の移管先はSBI証券のセレクトプランにしたのですが、34のファンドから運用先を選ぶことが可能です。
スイッチングは出来ますが、ファンドは基本的に長期運用するものと考えおり、放置しておく前提で考えています。
その結果、外国リートインデックスファンドという、主にアメリカのリートを対象に投資するファンドに100%振り分けました。
「リタイア資産を外貨での運用しない理由」にも記載のように、円建て以外の運用は考えていなかったのですが、久しぶりに外貨建て資産を持つことになりました。
外国リートを選んだ理由
リスク分散としては約270万円の原資を色々なファンドに振り分けても良いのですが、他の資産を合わせた全体を考えればiDeCo内での分散までは不要と考えました。
米国リートの動きとしては一時期よりも分配金は下がっていますが、今でもインカムゲイン的に見て十分に投資先として魅力のあるものです。
Ranpaは既にJリートに約1,660万円の投資をしているのですが、Jリートの分配金込みの成績を長期で見ると、多くのケースで良好な結果となっています。
そのため、これまで通りのスタンスとしてJリートを対象とすることも考えたのですが、リスク分散のために外国リートにしたものです。
米国リートはJリートよりも値動きが激しい点でリスクが高く、為替リスクもあるのですが、米国リートの規模はJリートの約10倍あり、人口増加していることもあって値動きしながらも長期的には成長すると見ています。
退職年金を含めたポートフォリオ
運用開始により、退職年金を海外リート資産としたポートフォリオは以下となります。
※リートと株式は時価評価
社債:74%(7,500万円)
Jリート:18%(1,835万円)
海外リート:3%(270万円)
株式:2%(227万円)
ソーシャルレンディング:2%(175万円)
現金:1%(130万円)
他の投資との違い
今回開始したiDeCoでの運用は、他の投資のように分配金が支払われるものではないので、生活費としての収入は増えません。
また、投資資金を引き出すことが出来るのは60歳になってからなので、約15年先のことを考えて運用することになります。
またNISAのように運用がプラスになった場合の収益は非課税となります。
このような特徴を考えると、他の投資のように状況に応じて投資先を変えるというより、超長期的な運用として15年後に資産が増加していることを目指すことになると捉えています。
色々と考えて外国リートインデックスファンドを選択しましたが、放置しておけば15年後にどうなっているのでしょうか。