実はアーリーリタイアする人を増やすのは簡単かも

2020年9月28日月曜日

時事ニュース


残念なことですが、最近、自殺に関する話題が増えています。

新型コロナの感染者数を抑制出来たとしても、自殺者が増加してしまえば全体としては失敗です。

7月以降、自殺者は増加の兆しがあるようですので気になります。

自殺に関する話題とアーリーリタイアの増加は、関係が無いようで関係する部分がありそうに感じます。

報道されることによって自殺者が増える

以前ブログに記載しましたが、自殺者に関するニュース等が報道されると自殺者が増えるそうです。

特に有名人の自殺は顕著で、ウェルテル効果というものです。

また、フランスの社会学者デュルケームは、アノミーという言葉を使って社会の雰囲気によっても自殺者は増えると言っています。

自殺は精神疾患や人間関係、経済的理由などが直接的原因になるのですが、報道や文化も大きく影響しているということでしょう。

これはアーリーリタイアにも言えることであろうと思います。


アーリーリタイアが文化になれば

FIREムーブメントという言葉をよく聞くようになりましたが、国内においてアーリーリタイアはまだムーブメントに至ったとは感じません。

もし、ニュース番組で大々的にアーリーリタイアが報道されたり、何人かの有名人がアーリーリタイアすることなどがあれば、どうでしょうか。

多くのサラリーマンの心のどこかにはアーリーリタイア願望の小さな火があって、それを大きくさせてしまうのだろうと思います。

例えば、アーリーリタイアが1つのステータスとなるかのうように、上手く報道されるようなことがあれば、急激にリタイアする人は増加しそうです。

実はアーリーリタイアする人を増やすのは簡単かもれませんね。

タブーの領域

ただ、恐らく実際にはそのようなことは起きないのだろうと思います。

日本は高齢化が進み、働く世代の割合が減少している中で、アーリーリタイアが増えていけばどんどん苦しくなる訳ですからね。

逆に、健康寿命が延びて、高齢者の働く環境が整備され・・・と、意図的に長く働くムーブメントを創造しているようにも感じます。

やはり、アーリーリタイアはサブカルチャーの領域に留まるものでしょう。

あくまでも社会全体としてアーリーリタイアはマイノリティーであるべき・・・となります。

アーリーリタイアはマジョリティに属している限り、達成することは出来ないものかもしれませんね。

自己紹介

自分の写真
金融系に勤めるサラリーマンでしたが、早期割増退職金の制度を使って、45歳になった2018年10月末に会社を退職しました。 このブログは退職の1年前から記載を始め、アーリーリタイアを目指すサラリーマンの心境と、アーリーリタイア生活開始後の心境を記載するものです。 家族構成は子供なし、嫁と2人の生活です。
PVアクセスランキング にほんブログ村

このブログを検索

ブログ村ランキング

QooQ