7月以降、自殺者は増加の兆しがあるようですので気になります。
自殺に関する話題とアーリーリタイアの増加は、関係が無いようで関係する部分がありそうに感じます。
報道されることによって自殺者が増える
以前ブログに記載しましたが、自殺者に関するニュース等が報道されると自殺者が増えるそうです。
特に有名人の自殺は顕著で、ウェルテル効果というものです。
関連ブログ:自殺者数とアーリーリタイア関係
自殺は精神疾患や人間関係、経済的理由などが直接的原因になるのですが、報道や文化も大きく影響しているということでしょう。
これはアーリーリタイアにも言えることであろうと思います。
アーリーリタイアが文化になれば
FIREムーブメントという言葉をよく聞くようになりましたが、国内においてアーリーリタイアはまだムーブメントに至ったとは感じません。
もし、ニュース番組で大々的にアーリーリタイアが報道されたり、何人かの有名人がアーリーリタイアすることなどがあれば、どうでしょうか。
多くのサラリーマンの心のどこかにはアーリーリタイア願望の小さな火があって、それを大きくさせてしまうのだろうと思います。
例えば、アーリーリタイアが1つのステータスとなるかのうように、上手く報道されるようなことがあれば、急激にリタイアする人は増加しそうです。
実はアーリーリタイアする人を増やすのは簡単かもれませんね。
関連ブログ:恥の文化とネット社会とアーリーリタイア
タブーの領域
ただ、恐らく実際にはそのようなことは起きないのだろうと思います。
日本は高齢化が進み、働く世代の割合が減少している中で、アーリーリタイアが増えていけばどんどん苦しくなる訳ですからね。
逆に、健康寿命が延びて、高齢者の働く環境が整備され・・・と、意図的に長く働くムーブメントを創造しているようにも感じます。
やはり、アーリーリタイアはサブカルチャーの領域に留まるものでしょう。
あくまでも社会全体としてアーリーリタイアはマイノリティーであるべき・・・となります。
アーリーリタイアはマジョリティに属している限り、達成することは出来ないものかもしれませんね。