まだ普通に通常業務をしていますが、引継ぎを順調に進めることが最大の役割となり、過去の人になるのは目指すべきことです。
しかし、今まで第一線で働き続けてきましたので、何となく違和感のある日々を過ごしています。
社内インターン制度
会社には社内インターン制度のようなものがあり、各部署に他の部門の社員が一定期間の研修生として来ることがあります。
Ranpaの部門に来た場合は、どのような仕事を、どのようなシステムを使って、どのような環境でしているかなどを教えることになります。
以前であれば、部門長として全体のガイダンスをし、各担当に具体的な業務の説明をする役割分担を決めていました。
しかし今では、社内インターン制度で来た社員と会話をすることも無くなりました。
「肩書きなしの名刺、これがサラリーマン最後の名刺か」にも記載しましたが、部門長などの肩書きがなければ、向こうから挨拶に来ることも無くなりますね。
今回来た社員はRanpa所属していた部署から
聞いたところ、今回来た社員はRanpaが前に所属していた部署から来ているようです。
以前であれば、○○さんどうしている?など聞くところですが・・・。
また、今の部門の説明をするにしても、長く所属していたので詳しく話せると思うのですが・・・。
しかし、もうすぐ退職する社員としては、そのような役割を任されることもなく、インターン研修という前向きなことをする役割も無くなってしまいました。
Ranpaに声をかけられることなく、インターン制度は進行していきます。
声のかけられない打合せ
退職の1年以上前に退職予定となれば、「部門責任者で無くなったことによる変化」にも記載のとおり、急に退職予定者としての立ち位置になるものではありません。
人事の発令で役割が変わったとしても、すぐに仕事の内容が変わるものではなく、肩書きが無くても仕事の内容は以前と変わらない状況にありました。
人事の発令から約半年が経過し、最近はやっと役職と仕事の内容が合致するようになってきたと実感できるようになってきました。
以前であれば、打合せにおいてもオブザーバーとして参加を求められましたが、その声もかからなくなりつつあります。
仕事や責任が無くなるのは良いが
インターン制度の社員が来ても、また、関係しそうな打合せがあっても、Ranpa以外のメンバーで対応していくことは、目指すべきことで、引継ぎが順調に進んでいるものとして良いことです。
しかし、何となく、今まで感じたことの無い疎外感を感じてしまいます。
恐らく、周りの社員は、いつまでも退職する社員に頼ったり、仕事の依頼は止めなくては・・・と、良かれと思って対応してくれていると思います。
そのため、敢えて、アドバイスしたくなる局面においても、部外者としての立場を貫くように意識をしています。
長年勤めた会社を準備して退職するということは、このような不思議な感覚を経て、退職に至ることを経験しています。
このような退職は定年退職に近いものですが、円満退職として順調に進んでいるということでしょう。