毎年比較サイトで最安値を確認して会社を選んでいるのですが、最近はSBI損保になっていました。
今年も同様にSBI損保が最安値圏であったために手続きをしかけたところ、リタイアして引越しをしたことで高くなることが分かりました。
自動車保険は地域によって値段が違うので、ここは東京よりも高い設定のようです。
最安値圏から外れたので、今回は三井ダイレクトに申込みをすることにします。
Ranpaは殆ど保険料を支払っていない
Ranpaはサラリーマン時代から固定費を圧縮するために保険の契約は最小限にしてきました。
生命保険に至っては、一度も自分で契約したことがありません。
以前「電気料金明細にある「再エネ促進賦課金」について」に、よく分からずに良いと感じてしまうことを記載しましたが、保険契約も同じ部類のように感じます。
実際にどれぐらいの発生率があって、それが起こればどれぐらいのコストがかかるのか・・・といったリスク評価が難しいので、とりあえず契約した方が良いだろう・・・となりやすいものです。
このような「保険に契約する・しない」の考え方は「アーリーリタイアする・しない」の考え方に通じるところがあるように思えます。
リスク評価が難しいことに積極的になることで、アーリーリタイアの道が開くものです。
アーリーリタイアの道が見えてくる時
サラリーマン時代は色々なリスク評価をしてきたのですが、確かに分からない時は安全策を・・・と考えてしまいがちでした。
しかし安全策だけでは消極的になりすぎて商売にならないので、どうすれば危険が無いと説明できるか悩んだものです。
普通はダメだろう・・・や、何となくダメだろう・・・となるものは、実はダメとされる理由が分からないことも多いのです。
○○という法律で禁止されている・・・や、財務諸表を見て○○が悪いので・・・などと明確なものであれば、誰でも理解してくれるのですが・・・。
しかし商売としては、皆がやらないことをしなければ儲からないので、サラリーマン時代はそこに力を注いだものでした。
アーリーリタイアもそれに近い、何となく避けられてきたものだと思います。
リスク評価と対応策でリタイアする
保険はリスク評価が難しいので、とりあえず契約した方が良いだろう・・・となりやすく、将来が何となく不安なので、とりあえず働いた方が良いだろう・・・となるのがアーリーリタイアをしない人の考え方であろうと思います。
その意味では、分からない時は安全策を・・・と考えてしまう点でよく似ています。
もちろん、考えたところで資金面で無い袖は振れないものはあるでしょう。
しかし、皆がやらないからといって、答えが出にくいからといって、働き続けるのは結果として不幸なことになるかもしれません。
以前「老後の生活費はいくら必要なのか」にも記載しましたが、アーリーリタイアのプランは人それぞれですので、それぞれのリスク評価をしながら、それぞれの対応策を設定していけば、面倒でも意外と早くにリタイア出来るかもしれません。
かく言うRanpaもそのようにして45歳でアーリーリタイアしたものです。