たまにこのブログで1年前の今頃は何をしていたかを見ることがあるのですが、当時は普通にサラリーマンとして働いており、今では信じられない気持ちになります。
アーリーリタイアまであと2か月と少しの時期で、普通に働いていながらも心が落ち着かない日々を過ごしていた頃です。
今ではリタイア生活に慣れてしまい、毎日スーツを着て電車に乗って色々な仕事に取り組んでいたことは過去のことになってしまいました。
リタイア開始の年齢
少子高齢化によって定年延長が進み、将来は生涯現役に近い社会が待っているかもしれません。
働ける間は働く・・・という人もいますが、もし高齢者の雇用がもっと普及すれば、体を壊すまで働くということになるでしょう。
自営業の方であれば、今でもそれに近いものがあると思いますが・・・。
健康で楽しむためのリタイア生活を求めないとすれば、それで良いのだとは思いますが、それはそれで勿体ないようにも思えます。
Ranpaが45歳でアーリーリタイアをした理由には色々ありますが、健康なリタイア生活を長く過ごしたいというものもありました。
リタイア生活を始めて気付くこと
長年サラリーマン生活をした後、リタイア生活を開始すると大きな変化を感じます。
サラリーマンとして働くことは、多くの人と接点を持ち、多くの情報が入り、多くのことを学べるものでしたが、ある意味では井の中の蛙でもあったとも思います。
社内の常識の中で生活をしていれば、それ以外のことは感じにくくなります。
しかしそこから抜け出せば、別の社会があることに気付きます。
Ranpaもリタイアしてから初めて気付くことが色々ありました。
会社の常識以外を知る時
会社の中では年齢とともに経験を積むので、若い社員と比較してもそれなりのアドバンテージがあり、ステータスとしても優位にあります。
そのため仕事では年齢を重ねるデメリットを感じにくいものです。
しかし会社を辞めて社会に出ると、そのようなアドバンテージやステータスが無くなり、自分も年を取ったな・・・と感じてしまいます。
会社を辞めた後は浦島太郎になった気分です。
45歳でアーリーリタイアして一般社会に合流しましたが、改めて感じることは、まだこの年齢で合流が出来て良かったということです。
高齢化が進み、高齢者も多くなってはいますが、周囲を見渡して活動的な生活をしているのは自分よりも若い人達です。
その人達から見れば、会社であったアドバンテージやステータスもなく、ただの年配の人であろうと思います。
もし定年まで働けば、その差はもっと大きなものとなるでしょう。
恐らく、長年同じ会社で働き続けた人ほど、浦島太郎を感じやすくなると思います。
そうして、もっと早く辞められるのなら辞めておけば良かったと後悔するのではないかと思います。